周縁からの中国―民族問題と国家
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #334779 / 本
- 発売日: 1998-09
- 版型: 単行本
- 342 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
政治を揺るがすエスノ・ナショナリズムの波。チベット、モンゴル、トルキスタン…「統合」を危うくする辺境諸民族の闘いは、中国政治にいかなる変化をもたらすか。本書では、政治学、国際政治学の立場から中国に住む民族、エスニック・グループの政治的あり方を描き、分析している。
内容(「MARC」データベースより)
チベット、モンゴル、トルキスタン…「統合」を危うくする辺境諸民族の闘いは、中国政治にいかなる変化をもたらすか。政治学、国際政治学の立場から中国に住む民族の政治的あり方を描き、分析する。
カスタマーレビュー
画期的な中国民族政治研究
これまで日本の中国研究では、ほとんど無視されてきたに等しい、
民族政策および、辺境地域における政治研究をまとめた書。
これまで、著者はこうしたテーマで断片的に論文を発表してきたが、
この書が集大成と言えるだろう。
前半では、中華人民共和国における民族政策について。民族の恣意的な分類や
有名無実の民族自治区等を通じて、その問題を浮き彫りにしていく。
後半は、1940〜50年代の外モンゴル、新疆、チベットにおける具体的事例の
分析を通じて、国家統合のプロセスを論じ、最後には今後の国家のありかた
までを論じていく。
本書は、あくまで中国側の資料に依拠しており、海外亡命者の証言等を重視していない
ため、中国よりになっている感はいなめない。
とはいえ、筆者が終盤部分で述べている、「民族問題が今後、中国の国際政治における
独立変数となりうる」という主張は、2008年のチベット問題で図らずも的中した。
中国の民族問題を論じる際には、必読の書である。




