それからはスープのことばかり考えて暮らした (中公文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #2264 / 本
- 発売日: 2009-09
- 版型: 文庫
- 287 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
路面電車が走る町に越して来た青年が出会う人々。商店街のはずれのサンドイッチ店「トロワ」の店主と息子。アパートの屋根裏に住むマダム。隣町の映画館「月舟シネマ」のポップコーン売り。銀幕の女優に恋をした青年は時をこえてひとりの女性とめぐり会う―。いくつもの人生がとけあった「名前のないスープ」をめぐる、ささやかであたたかい物語。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
吉田 篤弘
1962年東京生まれ。小説を執筆するかたわら、「クラフト・エヴィング商會」名義による著作と装幀の仕事を続けてきた。2001年講談社出版文化賞・ブックデザイン賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
おいしいは大切
元は「暮しの手帖」に連載されていた小説。当時毎号楽しみに読んでいましたが、こうして本になったのがうれしくてまた読みました。
ちょっとノスタルジックな街並みと登場人物に、ほんとにどこかの街角にあったらいいな、と思うようなサンドイッチ屋さん。おいしいものをていねいにつくる尊さ、おいしいものをともに食べることで深まる人間関係、おいしい記憶の魔法。おいしいって大切なことだな、と実感して、きっと、おいしいサンドイッチやスープが食べたくなります。
おもしろかった
すばらしい とだけ書きたいのですが、少し付け加えると、「文庫新刊」のコーナーでふと手にとり、一編読み、後味を壊したくない気持ちと、もったいなさで読み進められず、次の日また本屋に訪れもう一編読み、翌日、翌々日とそれがつづいて(どうやら本屋の中で本にまみれて静かに読むのがぴったりだったらしく)今夜までそれを続けて半分以上読んだ挙げ句、買いました。まあとにかく、それくらいこう、胸にきました。私事で言うと、初めて広大なハーブ園に行って、あんまり豊かで爽やかで、空は高く滋養たっぷり、のような魔法、それがこの本にあり、買う買わないがどうでもよくなってた、という訳です。本屋さんの魔法でもあるのかもしれない。おすすめです。




