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秘本三国志〈2〉 (中公文庫)

秘本三国志〈2〉 (中公文庫)
By 陳 舜臣

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  • 発売日: 2009-04
  • 版型: 文庫
  • 293 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
洛陽に火を放ち、長安に遷都した董卓は、己の欲望を剥き出しにして恐怖政治を布いた。反董卓連合軍の諸侯は、虎視眈々と中原を窺うが、足並みは揃わない。そのなかから擡頭したのは、青州黄巾軍三十万を手中に収めた曹操だった。乱世を壮大なスケールで描く、陳舜臣版「三国志」第二弾。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
陳 舜臣
1924(大正13)年、神戸に生まれる。大阪外語大学印度語部卒業。同校西南亜細亜語研究所助手を勤めるが終戦によって辞職し、家業の貿易に従事。1961年、『枯草の根』により江戸川乱歩賞を受賞し作家生活に入る。69年、『青玉獅子の香炉』により直木賞、70年、『玉嶺よふたたび』『孔雀の道』により日本推理作家協会賞、71年、『実録アヘン戦争』により毎日出版文化賞、76年、『敦煌の旅』により大佛次郎賞、89年、『茶事遍路』により読売文学賞(随筆・紀行賞)、92年、『諸葛孔明』により吉川英治文学賞、93年、朝日賞、さらに95年、「作家としての業績」により日本芸術院賞をそれぞれ受賞する。日本芸術院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

英傑が走り出す!が、あの人たちは…?5
 董卓の残虐ぶりに唖然とするものの、物語はやはり太平道と五斗米道が平行して書かれている。そんな中、洛陽を焼き払い、遷都した董卓を殺しましょと、王允、呂布らがあっさりと始末してしまうのにはなかなかカッコイイ。だが、そのあとが悲惨。
「秘本」と銘打っているだけあって、全体に自然現象と史実を結び付けていたり、周瑜少年、孫策そろって15歳のエピソードが楽しい。曹操はじれったくなるくらい活躍できないでいるものの、ある人物の力によって黄巾賊3千の兵を得て、力を発揮。やっと面白くなってくる。呂布の身の置き所が右往左往しているが、「正史三国志」や「三国志演義」ではとうに出ていていいはずの劉備、関羽、張飛がチラッと顔を出すだけで、今頃一体、何をしているのだろう…と心配になってしまう。