外交官の一生 (中公文庫BIBLIO20世紀)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #406224 / 本
- 発売日: 2007-02
- 版型: 文庫
- 521 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
廬溝橋事件勃発時、東亜局長として軍部の専横に抗し、戦争終結への道を求め続けた著者が自らの日記をもとに綴った第一級の外交記録。〈解説〉戸部良一
内容(「BOOK」データベースより)
盧溝橋事件勃発時、東亜局長として和平工作を行うも失敗する―軍部の専横に抗し、戦争終結への道を求め続けた著者が、自らの日記をもとに綴った第一級の外交記録。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
石射 猪太郎
1887年(明治20)、福島県生まれ。上海の東亜同文書院卒業。外交官試験に合格し、広東総領事館を振り出しに、ワシントン、メキシコ、ロンドン等の大使館に勤務。続いて吉林、上海各総領事、東亜局長となり、日中戦争中の困難な局面に立たされる。その後、オランダ公使に、続いてブラジル大使に就任。最後はビルマ大使として終戦を迎えた。戦後は幣原平和財団理事として幣原喜重郎の伝記の編纂に当たった。1954年(昭和29)2月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
時代の奔流と一外交官
氏は戦前、戦中の日本の外交官として活躍しました。
彼の記述にはイギリス、アメリカ、メキシコ、中国、ブラジル、ビルマと多種多様な国々の様子が細かく描かれています。
特に、中国における満州事変や日中戦争などの記述は貴重な史料となるでしょう。
また、ビルマでのバーモー氏との逃避行の様子は生々しくも人間バーモーが描かれており、とても参考になりました。
この本では、『中日事変』と表記されていますがこの回想録が書かれた当時はこの表記が違和感無く使用されていた時代背景を鑑みるとこの表記は特に問題ないと思います。
たとえば、東京裁判での岡田尚証言人も中日と呼んでいます。
他にも、軍部の暗躍や軍司令の無能、広田弘毅氏についての記述も興味深く、昭和史の研究においては是非一読すべき内容になっています。
内容について
内容、殊に上海総領事時代在任前後までの記述は概ね妥当な内容だと思います。
然し、日中関係を「中日関係」と記述するなど、当時の公職追放解除の為に、連合国、特に、中華民国の心証を好くしたいとの本心が不愉快なほど露骨な記述が散見されます。
参考書程度と考えれば一見の価値があるでしょう。





