仕事のなかの曖昧な不安―揺れる若年の現在 (中公文庫)
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商品の詳細
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- 発売日: 2005-03
- 版型: 文庫
- 277 ページ
エディターレビュー
出版社 / 著者からの内容紹介
仕事格差に直面する20-30代の真実とは? フリーターや若年失業が増えた背後には、中高年の雇用既得権を優先する構造問題があった。「働く」ことにつきまとう曖昧な不安に対し、いま一人ひとりに出来ることとは……。 揺れる時代と冷静にファイトするためのリアルなヒントあふれる一冊。サントリー学芸賞、日経・経済図書文化賞ダブル受賞作品。
内容(「BOOK」データベースより)
仕事格差に直面する20‐30代の真実とは?フリーターや若年失業が増えた背後には、中高年の雇用既得権を優先する構造問題があった。「働く」ことにつきまとう曖昧な不安に対し、いま一人ひとりに出来ることとは…。揺れる時代と冷静にファイトするためのリアルなヒントあふれる一冊。サントリー学芸賞、日経・経済図書文化賞ダブル受賞作品。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
玄田 有史
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業。専攻は労働経済学。学習院大学教授を経て、東京大学社会科学研究所助教授。『仕事のなかの曖昧な不安―揺れる若年の現在』で第二四回サントリー学芸賞、第四五回日経・経済図書文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
若者問題の根の深さを感じます。
本書は詳細なデータを用いながら、揺れる若者の現状を述べている。経済学者として論を論じているのと同時に若者に対するエールを送っている本とも言えよう。
今の日本の労働問題は、失業率にカウントされないNEETと呼ばれる存在や仕方なくフリーターになっている人が問題だと著者は述べる。なぜ、そうなっているかというと、中高年を守るために、新規雇用を抑制して、新規雇用の間口を狭めているからである。また、間口を狭めた結果、多くの若者が希望する職業に就けない。高所得や能力開発の機会を提供する雇用機会が失われている結果、フリーターが増えているのだ。それは、仕事格差が大きくなっている。つまり、機械的な仕事(アルバイトと取って代わるような仕事)とやりがいのある仕事に分化しつつある。
今の社会は、全て勝ち組負け組に分化されるのかなと思う。勝ち組の人は、やりがいのある仕事にありつけ、自分の能力を上げる事ができやすいのに対し、負け組の人は、機械的な仕事しかもらえなくて、自分の能力を上げるような仕事ができづらい環境におかれる。今でもそういう社会になっているということは、何10年たったとしたら、勝ち組と負け組とでは、大きく差がつけられていることでしょう。
働くという既得権
専門書であるが、記述は至って、平易であり、統計調査データに基づく考察が、多く、客観性が高く感じた。特に、ニートやパラサイトシングルについては、自分も本人たちの自助努力と。親の過保護という誤解を考え直した。マスコミがとりあげる完全失業率は職探しをしている人と就労者の母数の中での職探しの人のパーセントである。ところが、非労働者4162万人(2001年現在)のうち4人に1人は働きたいと思っており、251万人は過去1年求職活動をしているのであった。この251万人は、失業者にはカウントされていないわけだから、心情的失業率なるものを定義して失業率を捉えるならば、失業率はもっと大きいものになることになる。マスコミは、今の経済=中高年層の失業率、雇用に注力しているが、まさに働き甲斐のある仕事という既得権を若年層や専業主婦層から奪ってはないだろうか。
敵を間違えていますよ。玄田さん。
中高年から職を奪って、若者にあたえようとするとうるとは?
現実「自殺者」は中高年のほうが多いのですけど、それにハローワークに行った所で、年齢制限に引っかかり、求職もままならない。若者の方が、どちらかといえば、優遇されていますよ。
これ以上職を中高年から奪ってどうする?町を見れば解かるではないか?中高年のなんと警備員。しかも道路工事の交通整理ががり、ガソリンスタンドのアルバイター。駐車場の掃除係。
本当の「敵」ははっきり言って、工場移転、産業空洞化を積極推進している企業側にあるのに。





