回想十年〈1〉 (中公文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #101943 / 本
- 発売日: 1998-09
- 版型: 文庫
- 340 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
占領から講和独立を経た激動の時代に多くの難題を引き受け、格闘し続けた首相吉田の本回顧録は、「ただ回想だけでなく、視野を遠く将来に置いて日本の進路を示唆」する。また「その軽妙な洒落は定評があり、ずばり相手の肺腑をえぐる場合もあり」(岸信介)、吉田の魅力を伝えた痛快な証言記録といえよう。
カスタマーレビュー
必読でしょう
戦後を語る上で、終戦直後の首相の証言としても必読です。
とても丁寧に、かつ、簡潔だが美しい文章で綴られていて、心地よい
読書体験を味わえます。不思議でした。
(子息である吉田健一の文章とのギャップが面白いです)
もともと政治家に興味がなく外交官出身だからでしょうか、国内政治へ
の見方は、国際情勢を踏まえたうえでもものが多く、内政べったりの
政治家とは趣が異なります。つまらない教科書より面白いです。
新刊で購入できない現状にやるせなさを感じます。戦後60年の今年
ですから、より多くの方に読んでもらうべく出版社に期待します。
貴重な遺産
まず文章が素晴らしい。過不足無く要領良く纏まっていて、内容に惹き込まれて行ってしまう。文章も然ることながら、政治家としての見識・決断力、歴史の潮流を読む鋭い洞察力、世界の動きの中から日本を見つめる広い視野には脱帽。敗戦後の混乱期にこのような名宰相を持ったことを幸福に思うし、日本人として誇りに思う。また、剛直で、現実主義者ながらも、人としての温かみを感じる彼の生き方にも、好感を覚えた。戦後第1世代が数少なくなっていく現代において、もっと多くの人に読まれていい本だと思う。





