序の舞 (中公文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #115304 / 本
- 発売日: 1985-01
- 版型: 文庫
- 738 ページ
カスタマーレビュー
宮尾登美子ならこれ!
「櫂」「春燈」「朱夏」「きのね」「寒椿」「天涯の花」「蔵」「クレオパトラ」…いろいろ読みましたが、私の宮尾作品ベスト1はこれです。
もう途中からは作者の存在が消え、「つうさん」が実体をもって浮かび上がって来ます。
「天才的な人」「努力の人」の話は今までたくさん読んできました。けれども、ここまで一つのことが好きで好きで、人生にはこれだけっていう人に出会ったのは初めてのような気がします。それはそれはすさまじい情熱です。前半のそれは絵に対して、そして後半はそれが手につかなくなるくらいに恋へと注ぎこまれます。
宮尾先生の筆も、いつもとは違います。明らかに他の作品にはない迫力があります。作中人物と一体化しています。
そして「女の一生」としても、ここまで読み応えのある物語はなかなかないと思います。いわゆる「普通の人々」の感動的な話とは対局にある、他人の評価を受け付けない猛烈な人生を送った女性「つうさん」に圧倒されるお話です。
女性に強力におすすめします!
宮尾登美子さん好きです
日本画、美人画家の上村松園の一生をつづった物語。宮尾登美子さんの文体は、とても淡々と話が進んでいきますが、しかしその文の奥にひそむ「女」の芯の強さにいつも感銘を受けます。宮尾登美子さんの本のなかでも、この「序の舞」はとくに女の強さを感じさせる作品だと思います。





