後藤新平―外交とヴィジョン (中公新書)
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商品の詳細
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- 発売日: 1988-06
- 版型: 新書
- 252 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
後藤新平が、台湾総督府民政長官や満鉄総裁として植民地経営に辣腕を振い、鉄道院総裁として国鉄の発展の基礎を築き、都市計画に雄大なヴィジョンを示したことは今日なお評価されるが、外交指導者としては、ほとんど忘れられている。しかし、当時にあっては矛盾と飛躍に満ちた言動ながら後藤の人気は高く、「唯一の国民外交家」とまで評されるほどであった。本書は、外交指導者の条件を問いつつ、後藤新平の足跡を辿る評伝である。
カスタマーレビュー
膨張外交の意義とは
後藤新平の思想を探りながら現代にも通じる外交のあり方
を問う。
そのスケールの大きさとしばしば飛躍し過ぎる理論のせい
で理解しにくい後藤新平。著者は台湾民政長官、満鉄総裁、
東京市長など彼の仕事から共通項を抽出し、外交の一つの
理想形を示している。
後藤の行動の根底には「生物学的思想」「文明化」が常にあっ
た。これは彼の外交スタンスであると同時に、当時アジア
の中で唯一列強に名を連ねた日本の役割としては常識的で
あると同時に理想形に思えた。
大局眼も人脈も人気もあった彼が政界主流になれなかった
のは、彼の非妥協性故であろう。しかしそれ故に彼の示し
たビジョンは今日もなお輝くのである。
アメリカ、ロシア、満州、後藤
日露戦争後の国際情勢と後藤新平。
満鉄に関係して、アメリカとのかかわり。
ローズベルト大統領からタフトに代わると、
アメリカの政策も様変わり。
満州進出を活発化するアメリカに対し、
日露両国に共通の利益。
第二次日露協商は後藤の持論が実現したものという。
満州に特殊銀行を設ける計画で、
横浜正金銀行の高橋是清と後藤が火花を散らす。
大正昭和の日本史の、ひだひだに入り込む感覚で
すこぶる面白い!!!





