曹操―魏の曹一族〈上〉
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #706655 / 本
- 発売日: 1998-11
- 版型: 単行本
- 326 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
「清平(平和時)の姦賊、乱世の英雄」と評された機略縦横の若者は、大動乱前夜の首都洛陽で官途に就いた―。透徹した史眼、雄渾な筆致が浮彫りにする、新しい曹操像と壮大な三国志の世界。
内容(「MARC」データベースより)
「清平の姦賊、乱世の英雄」と評された機略縦横の若者は、大動乱前夜の首都洛陽で官途に就いた-。透徹した史眼、雄渾な筆致が浮彫りにする、新しい曹操像と壮大な三国志の世界。
カスタマーレビュー
地方や一族の基盤を大切にする政治家小説の三国志版といった感じ?
上下刊。曹操といえば正史、演技双方にかかわらず、冷徹で豪腕な政治家
というイメージがほとんどなのだが、本書の曹操は国全体の政治を
行いながら、自分の基盤の支持を取り付けたり、一族の若者の面倒を
見てやったりと地道で信頼できる動きぶりを主体として書かれている。
面倒見が良く、一族の長として頼れる伯父さんといった感じの、三国志の
世界にある荒々しさの対極を行くような話の切り口がとてもユニーク。
孟徳伯父さんは政治に恋に頑張っている。しみじみと曹操を理解する気に
なる。三国志の魅力である、合戦部分ががほぼカットされているのが
評価を分けるところか。
”陳”史観の心的表現
著者は中国史において、独自の史観を展開してきている。二十四史や資治通鑑などを駆使して、中国史を縦横かつ独自に表現してきている。
著者は耶律楚材、諸葛公明などを描いて曹操に至っているが、実は、以前に『中国傑物伝』の中で、「法家の怪物のような曹操」と表現して『魏志武帝記』に忠実なストーリーを記載していた。
本書に至っては、史実の事件一つ一つに対応したときの、曹操の心的状況を小説の構成によって、表現している。曹操も人の子、その苦悩について、人を納得させるものがある。曹操と荀彧、曹操と袁紹、曹操と劉備等の関係は妙に人に懐かしさを感じさせる。
着色されていない曹操を知れる
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