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ニッポンの評判―世界17カ国最新レポート (新潮新書)

ニッポンの評判―世界17カ国最新レポート (新潮新書)
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  • Amazon.co.jp ランキング: #3937 / 本
  • 発売日: 2008-08
  • 版型: 新書
  • 222 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
「日本人男性はキュート」(オーストラリア)、「中国人は大嫌い、でも日本人は大好き」(トンガ)、「アイロンもビジネスマンも、日本製は信用できる」(ドバイ)----。日本人がまじめに働いてきた年月は、世界で確実に評価されていた。「クール・ジャパン」への熱いまなざし、意外なほど根強い「親日」の精神。「日本が世界でどう思われているか知ってほしい」という願いを持った、各国在住の書き手による最新レポート。

内容(「BOOK」データベースより)
「日本人男性はキュート」(オーストラリア)、「中国人は大嫌い、でも日本人は大好き」(トンガ)、「アイロンもビジネスマンも、日本製は信用できる」(ドバイ)―。日本人がまじめに働いてきた年月は、世界で確実に評価されていた。「クール・ジャパン」への熱いまなざし、意外なほど根強い「親日」の精神。「日本が世界でどう思われているか知ってほしい」という願いを持った、各国在住の書き手による最新レポート。

著者について
編著者(いまい・さおり)神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、出版社に入社。月刊誌編集部などで9年間勤務の後、退社。2001年渡仏、現在ニース大学法政治学科に在籍。異文明間の交流と、ヨーロッパ連合が変える世界観をテーマに研究を続けながら、執筆活動をしている。


カスタマーレビュー

前半は面白いけど...4
以前、家族の仕事の関係で東南アジアにある国に住んでいました。とても親日的な国で、日本のアニメや漫画も大人気でした。でも、なぜか日本ではあまりそれが知られていなくて、ジレンマを感じました。そういう意味では、この本の(少なくとも)前半は、やっぱりそうなんだ〜と納得して読めます。限られた枚数の中で、各国の日本との歴史的関わりもきちんと述べられていて、それが今の日本文化受容とどうつながっているのか、要領良くまとめられていると思います。ただ、よく分からないのが後半(特に第3章)。そもそも日本にあまり関心のない国のケース、とか、特定の個人(ホストファミリーとか)や、ある業界の中で、「日本人」がどう扱われているか、とか、前半とコンセプトがずれている感じがします。原因は、ここに挙げられている17ヶ国を、どういう基準で選んだのか、ということに尽きると思います。良くも悪くも日本に注目している国の中から選んだのか、まず国ありき、だったのか。後者に比重があるような気がするのが、残念です。ただ、日本でベタボメされているフィンランド社会が、意外に格差社会でストレスフルだったんだ、ということが分かったことは、ちょっと面白かったですけど。

ガンバレ!文化の国、ニッポン。5
本書は、概ねニッポンのいい評判についてリポートしており、読んでいて悪い気はしません。
かつては日本を象徴するフジヤマ、ゲイシャ、スキヤキしか覚えてもらえなかったエキゾチックな国、ジャパンは、いつのまにか技術立国、経済大国としてグローバルに発展し、高品質な製品が世界に知られるようになってきました。
今では、アニメ、マンガ、ゲームが一世風靡し、オタク文化の発祥地としてサブカルチャー系が世界中で評価されているようです。
短編で綴られた各国からのリポートなため、深く突っ込んだ形での論述はありませんが、エッセンスは十分に含まれているものと思います。
読みやすくまとめられており、諸外国がニッポンをどのように見ているのか一目して現況を把握することができます。
謙虚なニッポンですから国際政治色が少し弱く、それを補間するように、民間での文化交流面で静寂に認知度を高め、印象深い国をアピールしていきたいですね。
こういった本をドキュメンタリーに発展していき、住んでみた諸外国事情などを絡めて、各国がニッポンという国をどう思っているのかを掘り下げた展開ができることを期待しています。

自己満足な感はあるけど4
ジョークネタにされるほど日本人は日本人論が好きだが、悲観的な話も多い。「ジャパンアズナンバーワン」のような露骨な日本賞賛というのにも組したくないが、日本人の威信というのもどこかで感じたい。本書はライフスタイル、文化などソフトな側面から日本と日本人についての世界各国からのイメージを書いている。外国人のコメントが多く引用されていて、外国人の等身大の日本人観をよく実感できる。また、賞賛一本調子ではなく、真面目過ぎたり、ヘンタイ過ぎたりと、苦笑してしまう日本人の行動様式なんかも紹介されているのも好感。でも、「勤勉」「信頼できる」という伝統的な日本人イメージというのは、強固に残ってるなと感じた。いいことだ。

読んでいて、「お茶」「すし」など以前は珍妙な、オリエンタリズムさを感じさせる「異文化」として日本に興味を持つという人が多かったのに、今は「日本だから」「もの珍しいから」ではなく、本当にかっこいいから日本文化に触れているんだなという印象を強めた。そして、やはりマンガ。世界どこでも若者が関心を持つとムーブメントが大きく変わるものだなと感じた。若者をいかにひきつけるか、日本の存在感を高める重要な課題とも言えそうだ。