中傷と陰謀 アメリカ大統領選狂騒史 (新潮新書)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #400676 / 本
- 発売日: 2004-10
- 版型: 新書
- 255 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
どこにでもいそうな凡人が、いかにして「世界一の権力者」に仕立て上げられるのか。鍵を握るのは政策ではなく、選挙参謀の戦略である。誹謗中傷、あら探し、映像トリック等何でもあり。テレビ時代のアメリカ大統領選挙は、メディアを駆使した壮大な足の引っ張り合い、ネガティブ・キャンペーンの歴史だった。アイゼンハワー、ケネディからレーガン、ブッシュ・ジュニアまで、その情けなくも恐ろしい舞台裏とは。
内容(「BOOK」データベースより)
どこにでもいそうな凡人が、いかにして「世界一の権力者」に仕立て上げられるのか。鍵を握るのは政策ではなく、選挙参謀の戦略である。誹謗中傷、あら探し、映像トリック等何でもあり。テレビ時代のアメリカ大統領選挙は、メディアを駆使した壮大な足の引っ張り合い、ネガティヴ・キャンペーンの歴史だった。アイゼンハワー、ケネディからレーガン、ブッシュ・ジュニアまで、その情けなくも恐ろしい舞台裏とは。
著者について
有馬哲夫 1953年生まれ。77年早稲田大学第一文学部卒業。84年東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得。93年ミズーリ州立大学客員教授。現在、早稲田大学社会科学部教授(メディア論)。著書に『テレビの夢から覚めるまで』『ディズニーの魔法』など。
カスタマーレビュー
アメリカ大統領選の‘何故’
興味深い本に出会えた。
何故、明らかに資質の無い人が大統領に選ばれるのだろう?と常々不思議に思っていたが、本書を読んで納得した。
そう、大統領選にとって大切なのは『政策』よりもむしろ『イメージ』。
なるほど、それもそのはず、海外(アメリカ国外)在住のアメリカ人と国内(アメリカ国内)のアメリカ人とでは、ああも各候補者に対する支持率が違ってくるのだ。国内にいれば、それだけ、メディアからの‘雑音’が増え、客観視が出来なくなる。
当然、その‘雑音’を流してるのは各候補者。自身を「相対的に」上げるために、相手の評価を落とそうと画策する。まさに何でもありだ。
議論で「勝って」、選挙に「負ける」。
テレビは大統領選を大きく変えてしまった。
メディア論的選挙分析
『論座』(2001年)の「政党政治を崩壊させる<テレビ選挙戦>の力」や『思想』の「テレビが生んだアメリカの<中流>」(2003年)を読んで、メディア論で政治を読み解く面白い人がでてきたなと思っていました。マクルーハンやらラザーズフェルドやらメイロウィッツやら出てきますが、要するに選挙戦をメディア・マスコミ理論読むというメディア学者の大統領選挙分析ですよね。そういう意味ではユニークだと思います。
腑に落ちた
アメリカの大統領選挙のニュースを見ていると、「何であんなにきついネガティブ・キャンペーンができるんだろうか。選挙妨害にならないんだろうか」という疑問がいつもわいていた。また、マイケル・ムーアの「華氏911」を見ても、同様の感覚を持っていた。
この本ではそうしたネガティブ・キャンペーンを中心とした「メディアを舞台にしたゲームとしてのアメリカ大統領選挙」の歴史を解説している。
テレビの草創期からすでに、ネガティブ・キャンペーンは始まっていて、その激しさは増すばかりだということがよくわかる。特に相手候補を貶めるために、水爆の映像まで使ったり、死刑囚のエピソードまで使うあたりは凄い。
ちょうどテレビドラマ「ザ・ホワイトハウス」でも選挙参謀が登場したばかりで、そういう人たちがどういうことをする人なのかもよくわかった。
ブッシュもケリーもそういう人たちを使って足の引っ張り合いをしているのだろう。





