これから話す物語 (新潮・現代世界の文学)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #742540 / 本
- 発売日: 1996-10
- 版型: 単行本
- 178 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
男はアムステルダムの部屋でいつもどおり床に就いた。目覚めたのはリスボンのホテルの一室だった。「私は別の誰かになったのか?」これは、死が口を開けてから閉じようとするまでのたった「二秒間」の物語である。アリステイオン・ヨーロッパ文学賞受賞。
内容(「MARC」データベースより)
男はアムステルダムの部屋でいつも通り床に就いた。目覚めたのはリスボンのホテルの一室だった。「私は別の誰かになったのか?」 死が口を開けた瞬間から閉じようとするまでの〈二秒間〉に放り出された、宇宙一孤独な男の物語。
カスタマーレビュー
忘れられない物語
現在ハードカバーとしては図書館や古書店に赴かなければ読めない状態のようですが、いわゆる物語、よく作られたストーリーの好きな方には、きっと気に入ってもらえるのではないでしょうか。私の場合、全部読んでから「臨終前後の二秒間の物語」だと知って「そうだったのか」と納得しました。作者は国際的にも評価の高い方ですので、寡作とはいえ、邦訳がこれだけしかないのは何とも寂しい限りです。
相性が悪い
フランスあたりの作品とは相性が悪いんだろうか。ジュネも、ミラン・クンデラも、そしてノーテボールも、どうしてこんなに自身の哲学を振りかざそうとするんだろう? 自身をソクラテスに見立てて、「無知の知」さながら、まず、冒頭で自身の存在に謎をかける。うーむ、カフカの「変身」みたいな冒頭でおもしろそうだ!と思ってみたものの、意味のわからない哲学論にげんなり。ときどき面白いエピソードがあるにはあるが、そのほかの部分を体が受けつけない。
解説を読んで、ああ、そういうことだったのか!と大変、本当に大変感心したんだけれど、だからといっておもしろかったか、というとそうでもなく。
僕が小説に求めているものと、このひとの小説観はどうやらまったくすれ違っているらしい。


