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私の嫌いな10の人びと

私の嫌いな10の人びと
By 中島 義道

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  • Amazon.co.jp ランキング: #241739 / 本
  • 発売日: 2006-01-18
  • 版型: 単行本
  • 208 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
「いい人」の鈍感さが我慢できない。

内容(「MARC」データベースより)
笑顔の絶えない人、みんなの喜ぶ顔が見たい人、「わが人生に悔いはない」と思っている人…。「いい人」の鈍感さが、我慢できない! 大部分の現代日本人が好きな人をターゲットにして取り上げる。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中島 義道
1946年生まれ。東京大学教養学部・法学部卒業。同大学院人文科学研究科修士課程修了。ウィーン大学基礎総合学部哲学科修了。哲学博士。電気通信大学人間コミュニケーション学科教授。専攻は時間論、自我論、コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

平静に読める人だけ・・・4
読み終えて,正直ちょっと “しまった” と思いました.

うかつに,この本を手に取らない方がいいでしょう.
おそらく,怒りで最後まで読めなくなるでしょうから.

でも,なんとも目を引くタイトルじゃないですか.
おまけに目次を開くと,
・笑顔の絶えない人
・常に感謝の気持ちを忘れない人
・いつも前向きに生きている人
・自分の仕事に「誇り」をもっている人 etcといった
通常世間一般では “いい人” と賞される人々が並んでいるんです.

なぜ,これら“いい人”を嫌うのか.その言い分をのぞいてみたくなりました.

読んでみて思ったのは,この日本という社会は,マイノリティに対してなんとも,無情な社会であるということ.
思考停止によって産み出される定型を,無自覚に,無邪気に振りかざすことによって,とても暴力的なやりとりが日々行われていると言うことを.

この本を読み終えて,私は,以前より少しこの社会で,生き難くなってしまったかもしれない.
そういう意味で, “しまった” という本でした.

正義感や強制を強いる世間の重圧から開放される本4
生活していると、本当に小さなことだけど積もり積もってゆく世間の重圧。
こちらの意向を足蹴りにしても、慣習を強要させる。
笑顔を強制されたり、感謝を要求したり、善意を押し付けたり、前向きにさせたり、けじめを教えこんだり。
けっして人間関係で相手を傷つけたいとは思っていないのに、少し肩の力を抜きたいだけなのに。
なんて、蓄積されてしまう世間の重圧がこの本で開放される。
「私もそういうの嫌いやねん」って、何度か頷いてしまう本だった。

全くこのヒネクレ者のおじさんときたら…!4
痛快でした。

タイトルで紹介される10項目の人々だけでも十分笑えましたが、
読んでみると、私自身が抱えていた嫌いな人々に対するモヤモヤしたわだかまりのようなものがスラスラと言葉で表現されていて痛快でした。
だからと言って、ここに書かれていることを対象者にそのまま伝えるわけにはいきませんが、それでも幾分か溜飲の下がった思いです。