史記の風景
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #679483 / 本
- 発売日: 1997-04
- 版型: 単行本
- 227 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
商業や喪服、暦、靴の始まりは何か。なぜ中国人は名とあざなの両方を持つのか。十干と十二支に関する不可思議な謎について…。古代中国人の生き方に触れ、「人間の歴史と文明」を考える。現代文明を照射する101の思索の手掛かり。
内容(「MARC」データベースより)
商業や喪服、暦、靴の始まりは何か。なぜ中国人は名とあざなの両方を持つのか。十干十二支に関する不可思議な謎について…。古代中国人の生き方に触れ、「人間の歴史と文明」を考える。現代文明を照射する101の思索の手掛かり。
カスタマーレビュー
中国って奥が深い
中国史に傾く人間はまず読んでいるといっても過言ではない「史記」について、著者の卓越した歴史観と独特の言葉遣いにより、難解な文章は平易に、登場人物たちを生き生きと感じることができる。全体を網羅しているというのではないので、原書にあたってもらう事が第一であるが、とっつきやすさという点ではオススメの書物である。
不満足
各エピソードが2ページ程度に収められており、その短さに不満足感を抱きました。
ページ数を割いて、より深く語るものを期待します。
評価できる点としては、
断片的ながらも著者の見方などがうかがえて面白い、といったところ。
宮城谷流・史記の解説
司馬遷の史記をベースにしながら縦横に筆を走らせ、全部で101章。テーマは多岐にわたっており、中国古代の習俗(「長幼の序」等)や特定の時代(「謎の西周」等)、さらには史記の後世への影響(「諸葛孔明の『史記』」、「大うつけ」(つまり織田信長)、日本の「大政奉還」等)にまで筆が及ぶ。各章は2〜3頁で、特定の事件を扱った章、例えば「馬陵の戦い」では2頁の中で史記の記述から現代考古学の発見、そして著者の推理まで叙述が展開する。
このように、本書では、単なる史記の解説にとどまらない、中国古代史・社会を出発点とした著者の思考の逍遥を楽しむことができる。私は特に義に殉じた「門番の活躍」の章、そして蕪村のまさしく史記の広大な風景を描いた「指南車を胡地に引去ル霞哉」という句が気にいった。
読者は本書によって、史記が「人知の宝庫」であること、そして後世に及ぼした影響の大きさを理解できるだろう。




