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悪党芭蕉

悪党芭蕉
By 嵐山 光三郎

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  • Amazon.co.jp ランキング: #113782 / 本
  • 発売日: 2006-04-22
  • 版型: 単行本
  • 288 ページ

エディターレビュー

出版社 / 著者からの内容紹介
芭蕉の弟子たちはとんでもない連中ばかりだった! 家老を惨殺して自刃した男、師匠の偽書を売り歩いた男……。俳聖・芭蕉の真実の姿を描く画期的芭蕉論。

内容(「BOOK」データベースより)
弟子は犯罪者、熾烈な派閥抗争、句作にこめられた危険な秘密…。“俳聖”松尾芭蕉のベールを剥ぐ力作。

内容(「MARC」データベースより)
「俳聖」という名の商品と化した芭蕉。しかし、その弟子は裏切り者あり、斬殺犯あり、流罪者ありの危険人物ばかり。しかも句作には危険な秘密がこめられ…。神格化され「宗教」となった芭蕉の真実の姿を描く、画期的芭蕉論。


カスタマーレビュー

きっと芭蕉はそうだった5
タイトルで購入決意。嵐山光三郎著。装幀もいい感じ。南伸坊。 嵐山光三郎に書けるのか、というのが疑問だったけれど、やがて彼でないと書けないことが判って来る。芭蕉専門家、俳句専門家の間ではタブーになっている話題ばかりだからだ。 冒頭に芥川龍之介の「芭蕉は大山師だ」という発言について書いているが、これは実際に芥川の文章を読んだ時に実に痛快だな、と思った文章だ。この言葉に勇気をもらいつつ、嵐山は進む。 古池の句でも、蛙が飛び込んでも水音などはしない、と苦言を呈する。なのにそこに幻の音を作ってしまったのが芭蕉の力なのだ、と従来の説を簡単に覆す。蛙が飛び込んでも音はしない。それは確かだ。私もそんな音聞いたことがない。 痛快に芭蕉像を崩して行くが、それと芭蕉の句を崩すことは違う。著者のイメージとは思いっきり離れているが、そこは丁寧に作品と人物を切り分けて書いている。面白かった。