レ・ミゼラブル (5) (新潮文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #120910 / 本
- 発売日: 1967-09
- 版型: 文庫
- 455 ページ
カスタマーレビュー
涙無しには読めない
私は、少年少女版を小学生の時に読みましたが、この非要約版を、大人になってから、むさぼる様に読みました。
少年少女版は、短く要約され過ぎていて、この作品の、本当の魅力が、全部伝わる訳ではありません。
ただ、非要約版は、非常に長編ですが、それでも、寝食を忘れて読み進んでしまいました。
非要約版には、細部にまで、深い味わいが、散りばめられています。
テーマは非常に重いです。
しかし、物語の展開が、ダイナミックで、引き込まれます。
長編であるため、色々な場面があり過ぎて、主人公ジャンは、どこに行ってしまったのか? と思う事もありました。
ところが、、、です。この物語では、いつもジャンが、ワンテンポ遅れて登場し、物語を引き締めます。
長編作品であるのに、これだけのまとまりは、超名作にふさわしいです。
根底に流れているのは、キリスト教的博愛です。
冒頭の有名な、銀の食器を盗む場面を含め、こんなに寛容な話はあるでしょうか?
また、その後のジャンの行動を見ると、それまでの彼の罪など、とうに償われてしまっているはずです。
しかし、彼自身が、それにこだわり続けるところに、「罪の文化」の一端を見ます。
そして、最終部分は、涙無しには読めません。
どなたにも、少年少女版よりも、この非要約版をおすすめします。
魅力十分な内容なので、比較的短時間で、読了出来ます。
また、和訳も自然で、非常に読みやすいです。
闇の中で、愛を育てる
いよいよ最終巻です。 共和派と国民軍の戦争は、
共和派が敗れ、終わりました。 しかし、重傷を
負っていたマユリスはジャンに救われ、奇跡的に助かります。
そして、マユリスは皆に祝福されて、コゼットと結婚しました。
しかし、ジャンは前科や過去を打ち明け、身を引いてしまいます。
コゼットという愛を失い、だんだん衰弱していくジャン。
マユリスも嫌いはじめたところ、ティナルディエの主人との再会を通して、
彼が命の恩人であることを知り、感動します。
しかし、最後には、ジャンは財産をコゼツトに譲り、亡くなるのです。
彼は天国へと旅立ったのでしょうか。
作者ユゴーの博愛主義や、不幸な人々に対する同情などが
様々なところに記されている物語だったと思います。





