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炉辺荘(イングルサイド)のアン―赤毛のアン・シリーズ〈7〉 (新潮文庫)

炉辺荘(イングルサイド)のアン―赤毛のアン・シリーズ〈7〉 (新潮文庫)
By ルーシー・モード モンゴメリ

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  • 発売日: 2008-03
  • 版型: 文庫
  • 578 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
思い出多い「夢の家」に別れを告げて、アンは三色すみれでいっぱいの「炉辺荘(イングルサイド)」に移ってきた。いまや働きざかりの主婦となったアンは、忙しい夫ギルバート医師を助け、六人の子供たちの世話をし、次々に訪れる古い友人たちを歓待し、お手伝いのスーザン、猫のシュリンプとともに毎日息つく暇もない。しかし、必要とされる喜び、愛し愛される喜びはなんとすばらしいものだろう。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
モンゴメリ,ルーシー・モード
1874‐1942。カナダ、プリンス・エドワード島生れ。1歳9カ月で母と死別、祖父母に育てられ教師になったが、30歳で書き始めた『赤毛のアン』のシリーズが熱狂的な人気を呼んだ。美しい島の自然を背景に、10冊のアン・シリーズのほか、より自伝的なエミリーのシリーズなどの小説、詩集、日記を残し、国内外の多数の読者の心を捉えた

村岡 花子
1893‐1968。山梨県生れ。東洋英和女学院高等科卒。モンゴメリの作品などの翻訳が高く評価されている。子どもニュース番組の「ラジオのおばさん」としても親しまれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

大人になったらまた会いに来て5
おしゃべりな夢見る少女アンも、この巻では三十代後半、
7才を頭に6人のかわいいこどもに恵まれて、
村のお医者さんとして多忙なギルバートを支えて
毎日があわただしく過ぎていきます。
空想の世界に遊ぶ自分の時間はほんのわずかになってしまいました。

若かりしころ夢中で読んだアンブックスでしたが、
この辺りまでくると、やや退屈な気がしてだいぶとばし読みしてました。
でも、アンと同じような年頃・境涯となった今、久々に頁を開いてみたら
あのころにはなかった感慨がわいてきて、とても味わい深い巻となっていました。
今でいえばカリスマ主婦のようなアンですが、本人のエピソードは少なく、
それもどちらかというと悩んだり苦しんだり、といったものばかりです。
でも、それを持ち前の前向きな姿勢でなんとか乗り切ってゆきますし、
とりわけこどもたちとのエピソードは、こどもの気持ちもていねいに描写されているし
常に愛情深くこどもを見守るアンの姿勢には見習うべきものがたくさんありました。

アンとともに育ったかたもはもちろん、大人になってはじめてアンに出会うかたでも
楽しめる一冊だと思います。