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楽毅〈3〉 (新潮文庫)

楽毅〈3〉 (新潮文庫)
By 宮城谷 昌光

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  • 発売日: 2002-04
  • 版型: 文庫
  • 409 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
中山国はこの世から消え去るのか―。隣国趙と成立した講和は一方的に破棄され、趙の苛烈な侵攻は再開した。中山国の邑は次々に落ち、そのさなか中山国王も没した。そして首都の霊寿もついに陥落する。東西の辺土を残すのみとなった祖国の存続をかけ、楽毅は機略を胸に秘め、戦火の消えぬ中山を離れ、燕へと向かった。抗い難い時代の奔流のなか、楽毅はなにを遺そうとしたのか。

内容(「MARC」データベースより)
負けたとは思わぬ。しかし、地上から中山という国家が消えようとしている-。抗いがたい時代の奔流に名将・楽毅は何を試み何を残したか。悠久の中国史にその名を刻み、後世にその矜恃と美学をとどめる男の肖像を描いた第3巻。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
宮城谷 昌光
1945(昭和20)年、愛知県生れ。早稲田大学第一文学部英文科卒。出版社勤務等を経て’91(平成3)年、『天空の舟』で新田次郎文学賞を、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。’93年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞受賞。2000年、司馬遼太郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

英雄の最後と飛躍の時5
楽毅の獅子奮迅の働きも空しく、中山国が滅ぶ。
その最後の時に、武霊王が部下達に語る言葉は心を打ちます。

 彼らは、国を失って戦っても無意味なはずだ。
 しかし、あの若い王に従って殉死しようとする人間が600人も
 いる。私が死ぬときには、果たしてどれだけの人間が同じように
 殉死してくれるのだろうか。

その後の武霊王の計らいにより、中山国の王は命を助けられること
になります。そして、その武霊王に最後の時が突然やってくる・・。

そして、楽毅が中国全土に名を広める時代がこようとしていた。

多くの感動と、多くの思考と、多くの涙を流さずにはいられない。
この巻も見所がいっぱいです。

楽毅の教えは、万人への教え☆4
いよいよ燕国の郭隗との運命の出会いです。
しかし、後半は趙国の沙丘の乱など、楽毅の話が少なくなっているようで..。
そんなことよりも、楽毅の戦いぶりが読みたくてしょうがない。
中国の歴史よりも、読みにくい登場人物の名前を覚えるよりも・・・
何故こんなに惹かれて行くのだろう、そんなことが判らなくたって、面白いです。

是非、読んでみてください☆こんな読者は、不良だろうか?!
星をひとつ少なくしているのは、単純に歴史的な背景や漢字が難しいためです(^^ゞ

『楽毅』(1/2/3/4)4
これぞ中国の戦国時代を知ることのできる作品だと強く感じました。
全4巻に戦国時代の壮大なドラマ多分に凝縮されており、当時の世情を粒さに感じ取ることができました。