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玉人 (新潮文庫)

玉人 (新潮文庫)
By 宮城谷 昌光

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  • Amazon.co.jp ランキング: #86909 / 本
  • 発売日: 1999-05
  • 版型: 文庫
  • 282 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
女あり、玉のごとし―その女人は、滑らかな手触りのいにしえの玉の燭台が乗り移ったかのような肌体の、穏やかで艶のある人妻だった。男は何年待っても、その女人を妻にしたいと願ったが…人を愛することの至上の喜びと、別離の悲しみを描く表題作。ほかに、女の真の美しさをひきだし、いつくしむ天与の指をもつ男の生涯を描いた作品など、はかなくせつなく幻想的な六篇の恋物語。

内容(「MARC」データベースより)
男が出会ったその女人は、滑らかな手触りの古の玉の燭台が乗り移ったかのような、物静かで穏やかで艶のある人妻だった。男はその女を強引に妻にするが…。人生の豊かさとはかなさ、男と女の艶やかさと不思議さを描く短篇6篇。


カスタマーレビュー

短編集4
 玉人 (新潮文庫) 宮城谷氏の短編集。
 長編ばかりではなく、短編でも彼の文章は魅力を持っている。
 この書籍は6篇の短編からなり、それぞれが男女のロマンスとミステリーを軸にしている。非常に面白い作品だ。長編ばかりでは疲れを感じるのでこういうライトな内容も時には必要だ。

 歴史に興味がなくても十分に楽しめる要素が組み込まれていると思う。
 わたしは「白猿」がお気に入りだ。

短編集5
宮城谷昌光というと、しっかりした研究に裏付けられた中国歴史人物伝の第一人者。
だけど、ちょっと、長すぎて・・・。
と、しり込みしていた方に、この本はうってつけ。
それぞれの物語は短く、はじめの1ページでぐっとその世界に引き込まれ、あっという間に読みきってしまう。

しかも、それぞれの話がとても個性的で、「どれも同じような話で単調だった」という、短編集にありがちな読後感はおそらくないだろう。
端役に、歴史上の有名人(項羽や司馬遷)がひょっこり現れたりするのも、自分がその時代にタイムトリップしているようで面白い。

壮大な純愛物語等4
 あっちもこっちもかわいい子に手を出してしまう男。いちいち本気で恋をしてしまう男達。なんとも純粋で良い。
 この本の中ででてくる女性も、(なんとなく現実と違う気がするけど)純粋で、純粋な者通しの美しい恋愛がみれる。これが壮大な中国を舞台にした物語だからまた、とても読んでいて気持ちよかった。

 とても読みやすい文章で、一人一人を明確に思い浮かべる事ができた。第一話の牛君は、文章でしか読んでないはずなのに、なぜか顔が頭にこびりついている…。