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風の墓碑銘(エピタフ)〈上〉―女刑事 音道貴子 (新潮文庫)

風の墓碑銘(エピタフ)〈上〉―女刑事 音道貴子 (新潮文庫)
By 乃南 アサ

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  • 発売日: 2009-01-28
  • 版型: 文庫
  • 351 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
貸家だった木造民家の解体現場から、白骨死体が発見された。音道貴子は、家主の今川篤行から店子の話を聞こうとするが、認知症で要領を得ず、収穫のない日々が過ぎていく。そんな矢先、その今川が殺害される…。唯一の鍵が消えた。捜査本部が置かれ、刑事たちが召集される。音道の相棒は…、滝沢保だった。『凍える牙』の名コンビが再び、謎が謎を呼ぶ難事件に挑む傑作長篇ミステリー。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
乃南 アサ
1960(昭和35)年、東京生れ。早稲田大学中退後、広告代理店勤務などを経て、作家活動に入る。’88年『幸福な朝食』が日本推理サスペンス大賞優秀作になる。’96(平成8)年『凍える牙』で直木賞受賞。巧みな人物造形、心理描写が高く評価されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

名コンビ、再び4
 大好きな「女刑事 音道貴子シリーズ」です。
あの『凍える牙』でコンビを組んだ滝沢警部補との名コンビが再び復活です。
3体の白骨死体。
その唯一の手がかりだった痴呆老人の殺害事件。
そして20年以上もさかのぼる父娘惨殺事件。
やっと見えてきた点と線ですが。
いつもの如く、どんな場面でも冷静な音道刑事。
この『風の墓碑銘(エピタフ)』では、音道刑事の私的な悩み事も・・・。
下巻では、この点と線をうまく結びつけ、私的な悩みも解決していく事が出来るのでしょうか??
ついつい応援したくなってしまいますね。

音道丸くなってないかい5
「凍える牙」を読んだときは私もまだ30歳代。
滝沢よりも音道に感情移入できたのだが、
この本を読んでいる私は、もう40半ばを過ぎた。
当然、音道よりも滝沢に感情移入してしまう。
私が、仕事で今ペアを組んでいる女性は、37歳。
バツイチではないが、外見は音道に似ているかもしれない。
彼女から見れば、私も滝沢のように見えるのかと思うと
なんだかへこむ。


さて本書だが、音道丸くなってしまった印象を受ける。
音道らしくない。
成長なのか。


ストーリーに関しては文句がない。
さすがは直木賞作家。
読ませどころ満載である。
また、文章がよみやすい。
すらすらと読めるし、頭にも入ってきやすい。
まるで映像を見ているよう。
下巻も期待大である。


また、新潮文庫は、字が大きくなったので、
老眼が出だした私にとっては大変ありがたい。