本所深川ふしぎ草紙 (新潮文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #93512 / 本
- 発売日: 1995-08
- 版型: 文庫
- 266 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
近江屋藤兵衛が殺された。下手人は藤兵衛と折り合いの悪かった娘のお美津だという噂が流れたが…。幼い頃お美津に受けた恩義を忘れず、ほのかな思いを抱き続けた職人がことの真相を探る「片葉の芦」。お嬢さんの恋愛成就の願掛けに丑三つ参りを命ぜられた奉公人の娘おりんの出会った怪異の顛末「送り提灯」など深川七不思議を題材に下町人情の世界を描く7編。宮部ワールド時代小説篇。
カスタマーレビュー
一味違った
江戸時代の下町を舞台にした一味違う宮部作品。時代小説としても違和感がないばかりか、人情の機微をしっかり表現していて好感が持てる。サスペンス色はないが、その分を人情味で補っている感じで、読後感も爽やかだ。
読まなかったことを後悔
宮部小説は大好きなのですが、時代小説は避けていました。
すごく後悔!
なんで早く読まなかったんだろう。
一章の「片葉の葦」を読み終って、「かー」と唸った。巧すぎる。
もし私のように、時代小説はちょっと、と思ってる方がいたら、やっぱり読まないできたことを後悔するかも。
宮部ファンならずとも・・・
私は時代小説は宮部さんの作品しか読んだことないので、他の作家さんと比べようがないのですが、その必要がないと思わせるほど、本当に素敵で上質な作品が多いです。
決して読み疲れることなく、むしろ心地よい感覚に酔いながら、スススと読み進めることができますし、軽快なリズムの割には、心にいつまでもジン…と余韻を残して読者の心を離さない物語が、こうでもかというくらいに、この作品には詰まっています。
人の思いというのは複雑で、決して綺麗なものばかりではなく、時として醜くもあるというのに、この作品で描かれるそういった思いは、風が吹くかのように、ごく自然に心の中を通り過ぎて行き、なんとも後味が良いのです。
もちろん宮部さんの小技も随所に散りばめられおり、十分楽しんで読むこともできます。が、私にとっては、一種の癒しの手段として、いつまでも大切にしていきたい一冊なのです。





