ホメロスを楽しむために (新潮文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #79197 / 本
- 発売日: 2000-10
- 版型: 文庫
- 368 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
ギリシャに生れた盲目の吟遊詩人ホメロスの世界が、阿刀田魔術で生き生きと目前に広がります。イリアス、オデュッセウス、ポセイドン、トロイア戦争―著者の名解説を聞きながらのギリシャ周遊パック旅行のような、至れり尽せりの入門書。今までは読みたくても手が出せなかった西洋文学古典中の古典のエキスが、苦もなく手に入る大好評シリーズ第6弾。楽しいイラストも増量しました。
内容(「MARC」データベースより)
オデュッセウスの冒険談、トロイア戦争をうたい上げ、三千年の歴史を越え古典として読みつがれるホメロスの調べ。頻繁に耳にする神話の登場人物総登場の世界が眼前に拡がる、阿刀田流ダイジェスト魔術。
カスタマーレビュー
とにかく笑える!
ギリシャの語り部ホメロスの代表作、「イリアス」と「オデュッセイア」を面白おかしく要約した本である。
ホメロスというと、ギリシャの神様がたくさん出てくるお話である。アテネ、ポセイドン、などはみんな聞いた事があるのではないか。私は名前は聞いた事があったけど、どんな物語なのか知りたかったために読んだのですが、その目的にはぴったりの本でした。
歴史的価値が高くて、なんとなく重みのあるホメロスも阿刀田高にかかるとユーモアたっぷりのエッセイになってしまう。とにかく読んでいて面白い。興味深いという意味でなくて笑えるという意味です。時間を楽しく過ごすために読むのがよいと思います。
予習本として。興味を持ったら是非ホメロスの著書も。
まず阿刀田氏のこの一連のシリーズは「本題に入る前の予習本」だと私自身は理解しています。
おそらくそういうものだと思うのですが・・違ったらごめんなさい。
あの難解過ぎてパラパラとページをめくるだけで尻込みしてしまうようなホメロスの叙事詩も、
まずは多少の知識もあったほうが理解しやすいのではと思います。
映画「トロイ」でホメロスの名も少しは一般にも知られるようになった(かな?)ように感じますが、
なんの知識もなく「イリアス」や「オデュッセイア」を読もうと思うとかなりややこしく辛いのではないでしょうか。
ホメロスの叙事詩を読むための予備知識としての本ということならお薦めです。
ですが聖書やコーランのような教典を持たないギリシャの古代宗教は、
口伝されるうち、時代の背景などにより様々な変化を遂げ、
ひとつのエピソードを挙げてもいくつもの説に分かれていたりします。
ですから、この本だけを読んで「あぁそうなんだ」と思い込んでしまうのは危険かなと思います。
この本を読まれてホメロスに興味を持ったなら、是非彼の著書を読んでみて欲しいなと思います。
阿刀田氏の解釈と、また違った発見がいくつもあると思います。
その違いについてあれこれ考えるのも楽しいかと思いますよ。
座右の銘、抱腹絶倒間違いなし!
ホメロスの原典(岩波とかから出版されている翻訳)を読んでいると、何がなんだかわからなくなってくる長編も、阿刀田氏のこの作品を読むと手に取るようにわかってきます。現代人にとっては難解の古代の風習にも、現代的な疑問を読者に代わって投げかけて解釈してくれたり、抱腹絶倒間違いなし!ギリシア神話を読んだ事のない人にもオススメ。





