龍を見た男 (新潮文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #207119 / 本
- 発売日: 1987-09
- 版型: 文庫
- 366 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
天に駆けのぼる龍の火柱のおかげで、見失った方角を知り、あやうく遭難を免れた漁師の因縁(表題作「龍を見た男」)。駆落ちに失敗して苦界に沈んだ娘と、幼な馴染で彼女をしたう口がきけない男と心の交流(「帰って来た女」)。絶縁しながらも、相手が危難の際には味方となって筋を通す両剣士の意地(「切腹」)。その他、市井の人々の仕合せと喜怒哀楽を描いて卓抜な技倆を示す傑作時代小説集。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
藤沢 周平
1927‐1997。山形県生れ。山形師範卒業後、結核を発病。上京して五年間の闘病生活をおくる。’71(昭和46)年、「溟い海」でオール読物新人賞を、’73年、「暗殺の年輪」で直木賞を受賞。時代小説作家として、武家もの、市井ものから、歴史小説、伝記小説まで幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
秀作
藤沢周平の短編集。市井の人々の幸せと喜怒哀楽を描いている。
が、市井と言っても武士の話もある。盗賊の話もある。
大概の主人公はいい人なので、何となくハッピーエンドになると嬉しい。
表題作よりも、「逃走」「女下駄」「切腹」が好み。特に「切腹」は隠居した武士が、絶縁状態にあった親友の死に疑問を持って駆けずり回る話で、仲違いしながらも過去何度か互いのために動いたというのが清清しい。
仲がいいのになぜ、と本当に不思議だ。頑固な人たちは困ったものだ。
時代モノか、SFか・・・
時代モノの中に、生き生きとした人間模様を描いた良作です。
生きる上で何が大事なのかを考えさせてくれます。
時代を超えて、江戸と東京がつながっている感じがしました。




