商品の詳細
孤剣―用心棒日月抄 (新潮文庫)

孤剣―用心棒日月抄 (新潮文庫)
By 藤沢 周平

価格: ¥ 660 1500円以上は送料無料 詳細

発送可能時期: 在庫あり。
販売、発送は Amazon.co.jp

86 新品/中古商品価格 ¥ 1

おすすめ度:

商品の詳細

  • Amazon.co.jp ランキング: #51985 / 本
  • 発売日: 2003-10
  • 版型: 文庫
  • 462 ページ

エディターレビュー

内容(「MARC」データベースより)
お家転覆の証拠書類を握って怖るべき剣鬼が国許から姿を消した。藩取り潰しを目論み、公儀隠密も暗躍する。青江又八郎は密命を帯びて再度脱藩、江戸へ。大きな活字で読みやすい藤沢周平名作シリーズ。1980年初版の再刊。


カスタマーレビュー

又八郎、ガンバレ!応援したくなるせつなさ。5
藩の密命により、脱藩を余儀なくされた主人公は「お家」を救うべく、江戸の町で活躍する。現代に生きる私たちには理不尽とも思える使命を帯びた主人公が生活の苦労を強いられながらも、成し遂げていく姿には感動と共感を覚える。ユーモアあふれる脇役たちの個性も見逃せない。なにより素晴らしいのは藤沢周平の精緻な筆さばき。前作の「用心棒日月抄」と一緒に読めば、片時も手放したくなくなるシリーズ。私はシリーズ4冊を5回通読しました。

サスペンスとユーモアの両方を味わえるシリーズ2作目です5
第1作では、国元の騒動も一段落したかに見え、ようやく帰藩できた又八郎ですが、藩の存亡を左右する文書を持って江戸へ行った侍がいることがわかり、藩中老の密命により、文書を奪うべく、再び、江戸に向かいます。ところが、密命であり、脱藩の形をとらされ、再び、用心棒稼業で日銭を稼ぐはめになります。

文書を持って江戸で逃亡生活を繰り返す腕利きの侍を追いかける息詰まるようなサスペンス性、そして前作でもおなじみの用心棒細谷や口入屋吉蔵とのやりとりにおけるユーモア性に加え、風采はあがらないが腕は立つ用心棒米坂の活躍、侍の追跡を助ける「陰の組」に属する佐知との恋情等、新たな要素も加え、相変わらず面白いシリーズ2作目です。

またもや江戸へ、又八郎君。5
 わけあって江戸で用心棒家業を営む青江又八郎が、活躍する時代小説の2作目です。
 前作が、忠臣蔵外伝のような感じだったのに対して、今作は、又八郎の使命中心に描かれています。
 前作からの、「口入れ屋の吉蔵」をはじめ、「巨漢の浪人細谷」は、今作でも大活躍。加えて、今作から登場の「雇い先の手代に頼りないと言われる浪人米坂」がなかなか味があるキャラで良いです。
 前作でちらっと登場した「悪漢大富静馬」との闘い、公儀隠密とのからみ、「影の組織嗅足組の佐知」との恋愛模様など、読者を楽しませてくれます。
 描写は、簡潔でスピーディに、そして、ちょっとしたユーモラスさを加えられて、書かれています。スラスラと読み進めることができます。正直、読み始めると止まりません。又八郎の貧乏さに拍車がかかっているのが、とても面白いです。ただ、決めるところは決めるのは、やはり、藤沢周平作品の主人公。強くたくましく、正義感にあふれている。
 前作が好きな人は、文句なしに楽しめるのでないでしょうか。前作が気に入った人は、是非、ご購入を。