深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #2941 / 本
- 発売日: 1994-03
- 版型: 文庫
- 238 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行く―。ある日そう思い立った26歳の〈私〉は、仕事をすべて投げ出して旅に出た。途中立ち寄った香港では、街の熱気に酔い痴れて、思わぬ長居をしてしまう。マカオでは、「大小」というサイコロ博奕に魅せられ、あわや…。1年以上にわたるユーラシア放浪が、今始まった。いざ、遠路2万キロ彼方のロンドンへ。
カスタマーレビュー
リアルで、行きたくなる危うさ。
これを読んですぐ、香港・マカオへ行ってしまった。
文中に書かれているマカオのホテルはここなのかとか
ここがあの賭博場かなど、旅の小説は数あれど
紀行文ではなく実に人間くさい。
香港の宿の描写にしても、旅行ではなく放浪者の描写が細かく書かれている。
そういうことで、日常生活の中でのうやむやを放棄して
旅に出ることを誘っている。
そんな危うさがある。
旅好きにとっては、放浪は憧れであり日常では不可能である。
しかし、この小説でそんな気分を味わえる。
1巻から2巻のテンションは、読み人を旅人にさせる熱気を放ちます
私も、この文庫本を読んで熱気に当てられ、
香港→マカオ直行した者です。
ご承知のように、ここにかかれている時代から
驚くほどの変貌を遂げているので、
「全然違うじゃないか!」と思う人もいるでしょう。
でも、ちょっとまって!。
「深夜特急」はガイドブックでは無いのです。
ある青年が放浪のなかで感じた熱気を
そのまま文章に刻みつけたモノなのです。
だからこそガイドブックとは違う魅力を放つのでしょうし、
いまだに読み継がれているのでしょう。
ちなみに、本人が後日書いているように、
文庫本では6冊(単行本では3冊)のうち、
一番魅力を放ち面白いのは1巻目の部分です
(文庫では1-2巻)、シルクロードに入ってからは
内省的な要素が増え、ヨーロッパに入ってからは、
発刊時期も初期から離れたせいもあってか、
やや記録的部分が多くなっています。
ということで、最初の勢いで6冊読み切っても、
印象に残るのは香港と、しいていうなら途中出てくる
イスタンブールなのかなと個人的に感じます。
・・・それでも、「深夜特急」ほど、
読人を旅人にしてしまう本は少ないでしょう。
願わくば、この本は「地球の歩き方」的利用ではなく、
自分で旅を紡ぎ上げるため起爆剤として
使われることをお薦めします。
私もこれで会社を辞めました
この本ははっきりいって「麻薬」である。
一度読んでみればわかるが、この本を読んだら、今の自分の立場を何もかも投げ捨ててすぐにでも旅に出たいと思うだろう。
いわゆる「海外旅行」ではなく「放浪の旅」。
普通の短期間の旅行にはない旅のおもしろさが存分に描かれている。
特にそれが作り話ではなく実際の話であるということが、圧倒的なリアリティーを持って読者に迫ってくる。
それが旅への衝動を強烈に駆り立てるのだ。
私もこの本で、会社を辞めてアジア放浪に出かけました。





