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マキアヴェッリ語録 (新潮文庫)

マキアヴェッリ語録 (新潮文庫)
By 塩野 七生

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  • 発売日: 1992-11
  • 版型: 文庫
  • 273 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
「天国へ行くのに最も有効な方法は、地獄へ行く道を熟知することである」「いかなる手段もその目的にとって有効ならば正当化される」「人間は必要に迫られなければ善を行わない」…。浅薄な倫理や道徳を排し、ひたすら現実の社会のみを直視した、中世イタリアの思想家・マキアヴェッリ。「マキアヴェッリズム」という言葉で知られる彼の思想の真髄を、塩野七生が一冊にまとめた箴言集。

内容(「MARC」データベースより)
組織とは、人間とは、リーダーとは…。ルネサンス期を代表する思想家による、現代にも通じる鋭い洞察の数々。その真髄を一冊にまとめ、装いも新たに登場。時代を超える最高の指導者論。88年刊の再刊。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
塩野 七生
1937年7月7日、東京生れ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。’68年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。’82年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。’83年、菊池寛賞。’93年、『ローマ人の物語1』により新潮学芸賞。’99年、司馬遼太郎賞。2002年、イタリア政府より国家功労勲章を授与される。’07年、文化功労者に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

ビジネス本が不毛に感じる5
恥ずかしながら15年来の座右の書。
誤解を恐れずに一言で言えば「リーダーシップと群集心理」について書かれた本です。現実を冷徹な視線で直視した上で淡々と書かれています。
マキアヴェッリの名前をご存知ない方でも「目的のためには手段を選ばず」という言葉は知ってるでしょう。本当の意味は違っていて「祖国の存亡がかかっているような場合は、いかなる手段もその目的にとって有効ならば正当化される」というのが彼の言葉なのですが、権謀術数を容認したりラジカルでストレートな表現が多いからなのか、数々の誤解を受けてしまったようです。そういう事から彼の著作はキリスト教圏で禁書になった歴史もあります。マキアヴェッリの著作「君主論」や「政略論」「戦争論」は大著でどうも読むのメンドクサイ・・という方でも、日本が誇る才媛、塩野七生がそれらから普遍的なエッセンスを抜粋した平易で薄い本なのでお奨めです。16世紀のフィレンツェに生きた一外交官の言葉ですが未だに生生しい。特にリーダーシップを発揮しなくてはならない立場にいらっしゃる方などはマスト本だと思います。噂で聞いたのですが、世界一孤独な職業であるアメリカの大統領、ホワイトハウスの本棚にはマキアヴェッリの全著作があるそうです。読めばきっとその理由もわかると思います。

マキアヴェッリの思想に触れる4
本書は、昭和六十三年に単行本として刊行されたものを文庫化したものです。塩野七生氏が著した本なので読もうと思い購入しました。訳文は読みやすい。

マキアヴェッリの著作の主要なものから「抜粋」を選んで紹介しています。そうすることによってマキアヴェッリの思想に触れるきっかけになるというのが狙いです。

その意図は十分に達成されています。興味を持った読者はさらにマキアヴェッリの著書を読めばいいのです。

すばらしい!5
あの「君主論」を読んで挫折したことのある方、本の名前だけ聞いたことがあるものの読むには至っていない方、塩野七生さんのファンの方は必読と言える本だと思います。当時の中世西洋やマキアヴェッリの置かれた状況など、背景をきちんと説明しながら彼の行動や発言、著作を紐解いていきます。よほど思い入れがなければ、こんな本は書けないだろうと思ってしまう。ほんの安さが申し訳なくなるほど。ちなみに、私はこの本を読んだ後に「君主論」を読み直し、何とか読了できました。またしばらくしたら読み返したい本のひとつ。