五番町夕霧楼 (新潮文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #290441 / 本
- 発売日: 1966-04
- 版型: 文庫
- 210 ページ
カスタマーレビュー
夕霧の夕子
華やかな京の街は、能登の貧しい寒村に根を伸ばしている。
女郎に売られた若い女。
寺に預けられた若い男。
ふたりとも捨てられた子ども。
同郷の二人が京で出会い、織り成す悲劇。
ねじ伏せられた情熱は純粋であるがゆえにおさまるところ知らず、京の街を焼き、ふたりの死まで燃え続ける。
最後の数ページ。底抜けに悲しい。
京の香り漂う名編
夕霧たちこめる、戦後の京都の街を舞台にした、はかなく、切ない恋。
貧しい木こりの娘・夕子は、帯問屋のスケベおやじに水揚げされつつも、
幼馴染みの修行僧を思い続ける。やがて夕子は病魔にむしばまれ・・・
近年、援助交際する中高生が増えていることが問題になっているが、
日本がまだ貧しかったころ、夕子のように生きなけらばならない
女の子がいっぱいいたことを忘れないでほしい。




