商品の詳細
風のかたみ (新潮文庫 ふ 4-10)

風のかたみ (新潮文庫 ふ 4-10)
By 福永 武彦

価格:

この商品は、このストアからは購入できません。
クリックしてAmazonでの購入オプションを見る


15 新品/中古商品価格 ¥ 387

おすすめ度:

商品の詳細

  • Amazon.co.jp ランキング: #436540 / 本
  • 発売日: 1979-09
  • 版型: 文庫
  • 374 ページ

カスタマーレビュー

5
福永武彦の小説は愛を主題にしています。そして、全ての小説で例外なく愛が突然途絶えます。そして後には一人残されて、本当の愛について考えさせられる。
といった展開です。福永武彦が書きたかった主題がこれらの展開によって表現されているのではないでしょうか?
高校二年生のときに始めて読み、その後福永武彦を読破しました。そして、彼の交友関係に憧れ、大学に進学。ある意味僕の人生を左右した小説になりました。
話は平安時代に遡ります。主人公はいなか侍。笛の名手。遠く血のつながったまだ見ぬ都の姫をしたって京に上ります。都ではいろいろな活躍をする。そして・・・
脇役には、今昔物語から引用した不思議な出来事が配されています。
最後の最後に、風のかたみが短歌に織り込まれて出てきます。
僕も、死んでいくときにはこの短歌を思い出すんだろうなぁと思っています。
そうそう、主人公は笛の名手。僕も思わず笛を買ってしまいました。今でも大切に持っています。
この小説を始めてよんでから、約25年が経とうとしています。毎年一度は読み直して、新鮮な気持ちを継続し人生に向かっていきたいと思っています。