十津川警部 哀しみの余部鉄橋 (小学館文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #234921 / 本
- 発売日: 2007-07
- 版型: 文庫
- 348 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
北海道、東北、山陰と舞台を変えて、“望郷の殺人者”を追う十津川警部班の捜査行に終わりはない。表題作をはじめ「十津川民謡を唄う」「北の空 悲しみの唄」「北への殺人ルート」の四編、珠玉の旅情ミステリーの傑作を一挙収録。西村京太郎ワールドを心ゆくまで堪能する待望の一冊、文庫化なる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
西村 京太郎
1930年(昭和5年)東京生まれ。63年『歪んだ朝』でオール讀物推理小説新人賞、65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞、81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞、05年には日本ミステリー文学大賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
夏はミステリー
四編の短編が収められている。
『十津川、民謡を唄う』は、そのタイトルが異色だ。そのタイトルの異色さゆえ、本作品が存在することは以前から知っていたが、ようやく出会うことができた。そして、期待を裏切らない展開であった。
『北の空 悲しみの唄』は、「東京−旭川殺人ルート」にも収録されており、以前こちらで読んだことがある。推理小説の再読は、結末を覚えていると、面白さが半減する気がするが、本作品は初めて読んだかのように楽しめた。何よりも北の大地の風景描写が素晴らしいからであろう。
『北への殺人ルート』は、列車を舞台にした作品が多い中、夜行バスを舞台とした小編である。夜行列車がかつての輝きを失って久しい中、夜行バスは人気である。そんな時代の流れを感じた作品である。
そして、表題作の『哀しみの余部鉄橋』。十津川は言う。「余部鉄橋というと、例の、山陰本線のいちばん景色のいいところじゃないか。(中略)明治時代に、作られた鉄橋で、景色が、すごくよかった」。そんな景色の下、物語が展開する。余部鉄橋は今、架け替え工事が進められている。これからも、そのままの景色でいてほしい。





