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「森の思想」が人類を救う―二十一世紀における日本文明の役割

「森の思想」が人類を救う―二十一世紀における日本文明の役割
By 梅原 猛

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  • Amazon.co.jp ランキング: #263467 / 本
  • 発売日: 1991-09
  • 版型: 単行本
  • 238 ページ

エディターレビュー

出版社 / 著者からの内容紹介
◆目 次◆◆◆

第一章/日本の宗教――日本文化理解のために
第一部 日本の信仰
習俗としての日本の宗教/明治以降の日本の神道―禊ぎと祓い/多くの研究成果の綜合と推論/日本列島―旧石器から縄文へ/縄文文化―成熟した狩猟採集文化/二つのタイプの日本人/日本人の奥底にある森の信仰/熊送りに見るアイヌの世界観/ニライカナイ信仰に見る沖縄の世界観/死者の再生/イザイホーの神女たち/真脇遺跡―柱と輪廻信仰の原点/二つの思想―平等と再生
第二部 日本の仏教
聖徳太子に始まる日本の仏教/最澄と空海による仏教/日本的変容の著しい鎌倉仏教/釈迦の教えと大乗仏教の理念/中国仏教の主流と仏教伝来/聖徳太子の一條思想―統一と平等/煩悩の世界が導いた如来蔵思想/太子仏教の伝統を受け継いだ最澄/最澄の悉有仏性の思想/最澄による戒律の内面化/最澄と空海/法然の専修念仏/肉食妻帯と「愚禿親鸞」/法然の極楽浄土と親鸞の還相廻向/道元禅と日蓮の法華信仰/日本の仏教―祖先崇拝と死者供養/日本人の信仰―生命の永遠の循環


第二章/インドの思想と日本の文化
釈迦の唱えた二つの理想/四つの徳―日本人の理想像/「四姓平等」の実現/ヒンズー教との共通点―仏教以前の日本の宗教

第三章/三つの危機をむかえて――二十一世紀の世界と仏教の役割
マルクス哲学の限界/近代の終焉を予言したニーチェ/二十一世紀の三つの危機/環境破壊の危機/精神崩壊の危機/釈迦仏教から大乗仏教へ/大乗仏教の展開と変容/多神教の可能性―核戦争にたいして/山川草木悉皆成仏の真理―環境破壊にたいして/空の思想による再生―精神の崩壊にたいして


第四章/〝森の思想〟が人類を救う
哲学者の任務/世界に誇るべき日本の森林/森の文明の考え方/日本の社会を貫く平等と和の原理/二十一世紀に必要な羅漢の和/日本の芸術にあらわれた自然観/宗教にあらわれた森の思想/二十一世紀最大の危機―環境

第五章/人間の宗教から森の宗教へ
三千年も生きながらえた巨木/木を神や仏として信仰の対象に/日本の仏像は木彫仏/日本の仏教――森の宗教へ

内容(「BOOK」データベースより)
国内はじめ、ニューデリー、バンクーバー、ソウルからわが国最高の知性が全世界に向けて発信した緊急提言。「梅原日本学」の到達点とエッセンスを完全収録。

出版社からのコメント
二十一世紀における日本文明の役割とは何か? 人間から動物や山川草木に至るまで、すべての生命は平等であり、必ず再生する。日本文明の基層にある「自然崇拝」を探求し、核戦争・環境破壊・精神の崩壊に直面する人類救済の道を探る。