逆説の日本史〈11〉戦国乱世編―朝鮮出兵と秀吉の謎
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #244844 / 本
- 発売日: 2004-02
- 版型: 単行本
- 449 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
戦国時代の覇者・豊臣秀吉の天下人としてのデビューから、豊臣政権滅亡の原因ともなった、二度にわたる朝鮮出兵をとりあげる。著者は、新しいリベラルな豊臣秀吉像を提示し、その天才性がどこにあったかを考察する。
豊臣秀吉の天下人としてのデビューから、豊臣政権滅亡の原因ともなった朝鮮出兵までを取り上げます。足軽から身を起こして天下統一した豊臣秀吉は戦国一の人気者です。しかし、彼の生涯や戦記を扱った作品は小説仕立てだったりで、真実追求の姿勢が不足しているものが少なくありません。著者は、秀吉を「明確な天下統一のプランはなかった」「常人を超えた『大悪人』であり『大天才』である」と述べ、新しいリベラルな秀吉像を提示します。また、『唐入り』を侵略戦争と断じた歴史学会の贖罪史観をあげ、「前近代において、戦争あるいは侵略は決して絶対悪ではない、という認識をもつべき」と、今の日本人がクリアしなければならない「課題」も提示します。
内容(「BOOK」データベースより)
「朝鮮征伐」はなぜ教科書から消えたか。ニッポン人の贖罪史観を糾す。
内容(「MARC」データベースより)
「朝鮮征伐」はなぜ教科書から消えたか。ニッポン人の贖罪史観を糾す! 歴史学界の定説を全て覆す秀吉の謎を提示する。『週刊ポスト』連載の単行本化第11弾。
カスタマーレビュー
いつもながら一気に読んでしまいました
この「戦国乱世編-朝鮮出兵と秀吉の謎」では、本能寺の変により信長が歴史から姿を消したあとの秀吉の天下統一への道と、朝鮮出兵を経て秀吉の死までを描いている。
この本を読んで、私たちはいかにいい加減な歴史教育を受けているか、また既存の歴史学者はいかにいい加減なことを言っているかをいつもながら感じた。
例えば、秀吉の名前ひとつにしても、ちょっと歴史好きな人、大河ドラマ好きなだけでもいいが、そういう人なら、「木下藤吉郎」が「羽柴秀吉」、「豊臣秀吉」に変わっていったことは知っていても、どういう事情でそういうことになっていったのかさえ、学校で習ったことはなかった。教科書に「羽柴秀吉(のちの豊臣秀吉)」などと書いてあった記憶はあるが、どうしてそうなったのかは聞いたことがなかった。
また、現在なくなってしまっているからとはいえ、秀吉が大仏を作っていたことも初めて聞いた。
秀吉の朝鮮出兵に関しても、既存の説では「欲に凝り固まった権力者」というイメージのものが多いが、当時の東アジアの国際勢力関係、さらにはその当時はヨーロッパの大航海時代(よく考えてみればこれも立派な侵略活動なのに、「大航海」などでごまかされていることも気にかかる)であったことも視野に入れて解説された本は皆無だったのではないだろうか。
北朝鮮や中国などの脅威が高まる昨今、特に外交に携わる人々はこの本を読んで彼らの思想や、歴史から大いに学ぶべきだと思う。
秀吉の驚くべき事実が次々と明らかに
権威主義、史料至上主義、呪術観の無視(もしくは宗教観の無視)という従来の日本史学界の常識を再検討し、日本史に新たな視点を提供する「逆説の日本史」シリーズの第11弾。著者のオリジナリティあふれる学説をもとに、舌鋒鋭く明快に日本史を紐解いている。本書が主にターゲットとしている時代は、本能寺の変以降から秀吉の死に至るまでだ。前半は、秀吉のサクセスストーリーを軸に議論を展開しており、後半は秀吉の朝鮮出兵を当時の世界状況や日本と朝鮮・中国の史実観と合わせて幅広い視点で議論している。
本書では秀吉に関するあまり知られていない事実も飛び出し、驚きを持って読み進めることになるだろう。その中でも興味深いのは、織田家をどのように滅ぼしたかという点についてのロジックだ。
従来の説明では、本能寺の変当時に秀吉が重臣筆頭であったことや、明智光秀・柴田勝家などのライバルを打倒したこと、織田信長の子供が将として二流だったこと、といった理由が挙げられていた。しかし著者はそれ以外にも多くの要因があったことを指摘し、織田家から羽柴家(豊臣家)に実権が完全に移ってしまった理由を従来より納得できる形で示している。
シリーズ11作目 豊臣秀吉
毎回、新しい視点から歴史を考察し読者を驚かせている井沢氏。やっと最近戦国時代まできて、今回は豊臣秀吉を掘り下げる。
秀吉の指が6本あった、広くは知られていない驚愕の事実から本書はスタートし、本能寺の変以降、晩年である朝鮮出兵までが書かれている。
秀吉がいかに織田一族を葬り去ったか?よくよく読めば彼がいかに天才であり、また運にも恵まれたかが理解できる。
いやしい身分からの天下統一。彼の人生には興味はつきない。戦国になりメジャー名前が登場し、これから読み始める人にも違和感はありません。
さあ、もうすぐ江戸時代。続編が楽しみです。





