スロー快楽主義宣言!―愉しさ美しさ安らぎが世界を変える
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #202074 / 本
- 発売日: 2004-08
- 版型: 単行本
- 276 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
「遅い、小さい、不便」こそ本当は愉しい。
スローライフ、スローフード、スローラブ。スローを愉しみながら暮らす生き方。そこには「懐かしい未来」がある。「100万人のキャンドルナイト」の呼びかけ人代表が綴る「スロー学のすすめ」。
内容(「BOOK」データベースより)
スロー・スモール・シンプルの快楽。「100万人のキャンドルナイト」を提唱した著者が描く古くて新しい、愉快なエコロジー革命。
内容(「MARC」データベースより)
遅くても小さくても不便でもいい。スローこそ心が愉しいホンモノの贅沢。古くて新しい、愉快なエコロジー革命を紹介。100万人キャンドルナイトの呼びかけ人代表が綴るスロー学のすすめ。
カスタマーレビュー
禁欲的ではないスローなありかたを模索
内容は同著者の『スロー・イズ・ビューティフル』と基本的に同じノリ。
しかし、重点をすこしだけシフトしている。
具体的には、スローライフ=「不便」の選択=禁欲的といったイメージを
振り払い、スローでかつ快楽的であるありかたを模索する点に主題が設定
されている。「おや、ある種の戦略性を意識したのかな?」と思った。
著者が発起人ともなり今年で3年目となる「100万人のキャンドルナイト」
というイベントが冒頭で紹介されている。年2回、夏至と冬至の日の夜2時間
だけ参加者は家中の電気を消し、思い思いの時間を過ごす。だたそれだけのイ
ベントなのだが、ネットをはじめとして様々な人をまきこみ、自治体関連も
加わり、結果的に今年はなんと世界で600万人以上が参加したとのこと。
これは確かに面白い。我が家でも子供がもの心ついたころから、なるべく夜
8時以降はTVを消して、家の照明も最小限に落としている。子供の頃、夏
休みに帰郷する親の実家は茅葺の農家で、夜は縁側の窓をあけて蚊帳でねる
「となりのトトロ」的世界でした。あの月夜、虫の音、静寂のワクワク感は
今や望むべくもありませんが、「不便」というより、「知足」の快楽を
或いは、「節度的であることで得られる快楽」を感受できるようになって欲し
い。そんな願いから始めたことでしたが、著者の「快楽主義宣言」もそうした
ことではないかと思います。こうした「スロー的快楽」がひとつのビジネスモ
デルとして経済的にも快楽的になることまで著者は夢想するのですが、超資本
主義のしたたさは、それ自身の否定的モデルまでも、一つの商品(物語)として
流通させ、延命する点にあるのでは。単なる精神的慰めで終るのか、何らかの
転回に結び付くのか10年後が楽しみです。
幸せってなんだろうと、考えさせられて。
私の想像していたスローライフって間違ってました。
何でもゆっくりと生活をするというわけではないんですね。
今のスピードが求められる時代、せわしく毎日動き回っている自分ですけど、この本を読んで、できることからやってみようと思うようになりました。
エピクロスの「わずかなもので十分と思わない人、すくなくともこのような人には十分なものは存在しない」、老子の「いまあるもので充分、と知る人だけが、いま生きることの豊かさを知るんだよ・・」など、根底に流れる思想をも紹介してくれています。
そのほかにも、「LOHAS的」というところでは行動スタイルをとっている人についての解説も。
決して押し付けではない著者の進め方にも好感がもてました。
スローライフは知的で美しい
自分がやってきたことが(大きくは)間違っていなかった、と励ましてくれる本でした。
辻さんと実際にお会いして、そのお人柄にも惚れました(そのとき、「ブラックミュージックさえあれば」の辻信一さんと同一人物であることを知って、いやあ、驚いたの何の。全然結びついてなかったのです)。
「スロー・イズ・ビューティフル」がちょっと難しかったという方でも、この本ならとっつきやすいでしょう。
ロハスがしょせんマーケティング用語であるのに対して、辻さんのスローやハチドリ計画は腰のすわった活動です。及ばずながら、ぼくも実践しています。




