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アメリカは今日もステロイドを打つ USAスポーツ狂騒曲 (SHUEISHA PB SERIES)

アメリカは今日もステロイドを打つ USAスポーツ狂騒曲 (SHUEISHA PB SERIES)
By 町山智浩

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  • Amazon.co.jp ランキング: #56688 / 本
  • 発売日: 2009-02-25
  • 版型: 単行本(ソフトカバー)
  • 224 ページ

エディターレビュー

内容紹介
アメリカの10代のステロイド使用者数、30万人! プロスポーツ選手になれる人は、たった2400人しかいないのに。なぜアメリカ人は副作用を知りつつ、ステロイドで筋骨隆々の体になろうとするのか…。その他、娘をチアリーダーにしたくてライバルを殺そうとした母親。マラソン10回分(421.95km)を75時間で走るエリート・ビジネスマン。1枚の野球カードに3億円払う人々、などなど。
「アメリカンスポーツ=富と名誉、夢と希望、強くてカッコいい」の思い込みをぶっ壊すエピソードの数々。「アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない」の著者が暴くスポーツバカ大国・アメリカの真実。


80年代は筋肉の時代だった。大リーグでは、レスラー並の体をしたホセ・カンセコとマーク・マグワイアがバットを大振りしてバカバカとホームランを打っていた。スクリーンではシュワルツェネッガーが、シルベスタ・スタローンが筋肉をうならせてアメリカの敵を倒していた。筋肉こそアメリカだった。(中略)この本は「ビッガー、ストロンガー、ファスター」という言葉に象徴されるアメリカンスポーツの世界で日夜繰り広げられる、異常な事件、笑えるニュース、悲しい出来事、感動的な物語を、アメリカに暮らす異邦人の目から見たコラムを集めています。(まえがきより抜粋)

内容(「BOOK」データベースより)
アメリカの10代のステロイド使用者数、30万人!なぜアメリカ人は副作用を知りつつ、ステロイドで筋骨隆々の身体になろうとするのか…。「アメリカンスポーツ=富と名誉、夢と希望、強くてカッコいい」の思い込みをぶっ壊すエピソードの数々。「アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない」の著者が暴くスポーツバカ大国・アメリカの真実。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
町山 智浩
1962年、東京生まれ。映画評論家、コラムニスト。編集者として『宝島』『別冊宝島』などを手がけた後、1995年『映画秘宝』を創刊。1997年に渡米し、現在はカリフォルニア州バークレー在住。『Sportiva』『映画秘宝』『TV Bros.』『サイゾー』などで連載を持つ。TBSラジオ『ストリーム』レギュラー出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

やっぱりそうだったのか! 納得感とショックが交じり合った読後感です 4
 現在のアメリカのスポーツ業界がいかにステロイド漬けになって いるかという話を中心に日本では、なかなか知りえないアメリカのスポーツに関する面白い話も満載です。

私自身はハルク・ホーガン以前の時代のプロレスファンだったので、当時、あったレスラーの薬(当時は、筋肉増強剤と呼ばれていました)に関するいろいろな噂の真相を本書を読んで、やっぱりそうだったのか!とつぶやきながら複雑な気持ちで読みました。アメリカのほかのスポーツはよく知りませんが、プロレスについては、筋肉ムキムキのマッチョなレスラーの人気がやたらと高かったことは確かでした。スポーツ界ではありませんが、映画のスターでも、シュワちゃんやらスターローンなどを見ると、どうやら、アメリカ人はなぜか、そんなタイプが好みのような傾向がありますね。

 本書はちょっと時間がある時に、軽く手軽に読めます。この手の話に興味がある方は、一読されてみてはいかがでしょうか。




嗚呼、クリス・ベノワ。5
現在のアメリカのスポーツ業界が
いかにステロイドに毒されているか、
というネタからはじまって、
アメリカ国内のスポーツに関する面白いコラムが
ぎっしり詰まっています。

プロレス好きとしては、やはり、クリス・ベノワが
ステロイドの副作用の犠牲者ではないか、
という記事を読んで悲しい気分になりました。

ハルク・ホーガンだったり、ホセ・カンセコだったり、
特に70年代〜80年代に活躍したスポーツ選手のネタも多いので、
オーバー30の人が読めば、青春時代がカムバックしてくること間違いなし。

軽すぎず、重すぎず、
朝の通勤中に電車の中で読むにはぴったりの本です!
オススメ!

ほどほどにしましょう4
「はじめに」に出てくる映画『ビッガー、ストロンガー、ファスター』の紹介がいきなり衝撃的だ。

<「シュワルツェネッガーは一文なしのオーストリア移民だったが、筋肉で成功し、州知事までなった。アメリカンドリームだよ」
『ビッガー、ストロンガー、ファスター』で、ひとりのボディビルダーがそう語ります。彼は20年前、映画『オーバー・ザ・トップ』(87年)でシルベスター・スタローンと腕相撲を演じた男です。彼は50歳を過ぎた今も身体を鍛え続けています。でも定職はなく、家もなく、自動車に寝泊まりしています。ジムでたまにボディビルのコーチをした収入は全部ステロイド剤に消えていきます。彼には筋肉以外に何もありません。
ちなみに、この映画の副題は「アメリカ的になることの副作用」といいます。>

アメリカを特徴付ける要素はいろいろあるが、過度の肉体信仰というのはそのひとつである。「過度の」というのは日本人から見るとそう見えるだけで、やっている本人たちは真剣そのもの。いろいろなことをエスカレートさせたらアメリカは間違いなく世界一でしょう。中庸はあまり美徳ではないのだろう。孔子先生が見たら何というだろうか。

ほかにも、ホセ・カンセコはステロイド打ちすぎて金●●が縮こまってた、とか、過激化しすぎたプロレス業界では毎年死者が出ている、とか、『ロッキー』の生卵一気飲みの元ネタ、とか、三面記事的な情報が豊富。そういう瑣末な記事からアメリカのリアルな姿を写生していく町山さんの腕前は相変わらず見事です。