降臨の群れ
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #401054 / 本
- 発売日: 2004-06
- 版型: 単行本
- 493 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
神の数だけ、立場の数だけ、正義はある!
インドネシアのアンボン島。イスラム教徒とキリスト教徒が血で血を洗う戦闘を繰り広げる地で、暗躍するアル・カイダ、プロテスタント過激派、鍵を握る日本人商社マン。渾身の長編冒険小説1300枚!
内容(「BOOK」データベースより)
アジアの火薬庫、インドネシア、アンボン島。イスラム教徒とキリスト教徒の血の抗争。ここには、神の数だけ、正義がある!冒険小説巨編。
内容(「MARC」データベースより)
インドネシア・アンボン島。イスラム教徒とキリスト教徒の抗争、アル・カイダの暗躍。この地には、神の数だけ正義があった…。冒険長編小説。『小説すばる』連載に加筆修正を加えて単行本化。
カスタマーレビュー
アジアの闇はまだネタになります
東南アジアに5年ほど住んでいた経験で言えば、アジアにはまだまだ日本人の知らない深い深い闇があり、冷戦後の題材に苦しむ冒険小説にかっこうのネタを提供してくれるではないかと思う。現に、船戸与一氏も最近の数冊はアジアを舞台にしている。
特に本書の舞台インドネシアは、領土の幅が米国と同じ、人口も2億人。人口だけで云えば世界最大のモスレムの国なのだ。イスラム原理主義者と一般のモスレムとのズレ、モスレムとキリスト教徒の暗闘、華人社会と闇の世界。等等、インドネシアのアンボンで繰り広げられる殺し合いを通して、筆者は一体何を言いたいのか。日本人の平和ボケ、インドネシア政府の民族主義、はたまたアルカイダに代表されるイスラム原理主義者の台頭なのか。
「人間には光に向かっていくやつと闇をのぞこうとするやつの2つのタイプがある」とほざくアルカイダの仮面を被ったテロリストこそ最も危険な人間であり、同時にこういった小説のネタになる人物なのは確かである。
インドネシア・アンボン島を舞台に、キリスト教徒とイスラム教徒の内戦を描く極上の冒険小
インドネシア・アンボン島では、数年前から続くイスラム教徒とプロテスタントの殺し合いが激しさを増しており、裏では国際テロ組織アル・カイダも暗躍。一介の技術者に過ぎなかった笹沢浩平は、インドネシア陸軍情報部に弱みを握られたことで、否応なく抗争の渦に巻き込まれていく……。
物語は、インドネシア・アンボン島を舞台に、キリスト教徒とイスラム教徒の血で血を洗う内戦を描いた冒険小説。政治と宗教が錯綜し、欲望と欲望がぶつかりあうアンボン島での、暗躍するアルカイダ、CIA、国軍情報部の動きに、主人公の笹沢浩平の人間性や国際社会の矛盾を交え、極上の冒険小説に仕上がっています。船戸与一の新作は今年を代表する作品であるとも思いますし、冒険小説ファンにはお勧めの1冊です。
ルポルタージュっぽい仕上がり
宗教対立、そこに利を求める武器商人、それぞれの思惑を持つ各国の諜報員たち、巻き込まれる日本人技術者。殺人の応酬で、高まる緊張、そして最後に待っていたものは-。
この渦に巻き込まれた、多くの人々の宿命が描かれていきます。派手な戦闘シーンや殺し合いのシーン、また、深まっていく謎等もなく、淡々と物語は進んでいきます。また、宗教的な情熱が強すぎて、他の情感っぽいものを圧倒しています。ハードボイルドといえば、ハードボイルドっぽいですが、どちらかと言うと、ルポルタージュっぽい仕上がりの本でした。




