四人の食卓
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #1274559 / 本
- 発売日: 1995-08
- 版型: 単行本
- 235 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
新直木賞作家の最新作品集。人生の節目節目に誰しもが抱く恋愛感情。表題作を含む11の短編。
内容(「MARC」データベースより)
父と息子の二人だけだった暮しが、何の手続きもなく、いきなり、そして自然に、四人の家庭生活に変っているような思いに一瞬とらわれた…。人生の節目節目に誰しもが抱く恋愛感情。表題作を含む11の短編。*
カスタマーレビュー
恋愛の風景
95年の作品。赤瀬川氏が、直木賞を受賞後の作品といっても、今からみるとやはり少々、古風な感がある。がこれは、矛盾した言い方かもしれないが、氏の持ち味というべきか。ごく短い11の短編からなる。“あとがき”によれば、氏は「一に野球小説、二に歴史物や近未来仕立ての物書きとされ」ると自身を語っているが、「ときどき手が空いて、(中略)ごく普通の男女の、たいした仕掛けもない恋愛抒情の風景」を書いてみたくなるとも言っている。どの章にも中年から初老にさしかかった男と、若い美しい女が登場する。不倫、ホラーめいたもの、ふとした出会いから始まる恋、色々な“風景”が描かれる。でも、赤瀬川氏は短い作品に実に丁寧に背景を描き込んでおり、おとなしいけれど飽きさせない仕上がりになっている。昨年出た『秋日和』に通じる路線である。この本のなかでは、題名にもなっている「四人の食卓」が私は一番好き。一話完結のホームドラマみたいで、幸福な感情と恋が終わるあっけなさがうまく描けている。

