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風の影〈上〉 (集英社文庫)

風の影〈上〉 (集英社文庫)
By カルロス・ルイス サフォン

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  • 発売日: 2006-07
  • 版型: 文庫
  • 414 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
世界各国で読まれる大ベストセラー小説!
1945年バルセロナ。霧深い夏の朝、少年ダニエルは父親に連れて行かれた「忘れられた本の墓場」で1冊の本に出会った。謎の作家、都市の迷宮…。歴史、冒険、ロマンスあふれる世界的大ベストセラー。

内容(「BOOK」データベースより)
1945年のバルセロナ。霧深い夏の朝、ダニエル少年は父親に連れて行かれた「忘れられた本の墓場」で出遭った『風の影』に深く感動する。謎の作家フリアン・カラックスの隠された過去の探求は、内戦に傷ついた都市の記憶を甦らせるとともに、愛と憎悪に満ちた物語の中で少年の精神を成長させる…。17言語、37カ国で翻訳出版され、世界中の読者から熱い支持を得ている本格的歴史、恋愛、冒険ミステリー。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
サフォン,カルロス・ルイス
1964年、スペインのバルセロナ生まれ、ロサンゼルス在住。執筆活動のほか、フリーランスの脚本家としても活躍。1993年のデビュー作『霧の王子(El Principe de la Niebla)』で、エデベ賞を受賞。5作目の『風の影』でフェルナンド・ララ小説賞準賞(2001年)、リブレテール賞(2002年)、バングアルディア紙読者賞(2002年)を受賞

木村 裕美
東京生まれ。上智大学外国語学部イスパニア語学科卒。翻訳家、マドリード在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

バルセロナに行きたくなる5
ストーリーの面白さだけでなく、
読書することの喜びや、知的興奮を感じさせてくれる一冊。
これを読んだ人は誰もがバルセロナに行きたくなるだろう。
(この本に付いてる地図を見ながら街を歩く人もいるのでは?)
海外小説の割には、恋愛についての描写が些かセンチメンタルで甘ったるい感じがしないでもない。(まあ、日本人の好みに合っているかも・・)
また、途中ややテンポが遅い感じもあったものの、
お勧めの一冊という点で星5つにしました。
(特に読書が好きな人にはお勧め)

本当に本好きでよかったと思える作品5
間違いなく、本年のベスト1(個人的に)!
少年が、大人になって行く成長物語の中に渦巻く、謎、サスペンス、恋物語、そして暗闇に暗躍する謎の怪人!

これだけでわくわくなのですが、本当に面白い!上下800ペ−ジ以上を一度も飽きさせずに読ませる、その文体も、しっとりとノスタルジ−にあふれ、質の良いヨ−ロッパ映画を観ているような、夢見心地にさせてくれる。

不幸や、復習に満ちた作品なのに、最後にはすばらしい人生を感じさせてくれる。
本当にこの作品に巡り合えてよかったと思う

人生って素晴らしいかもしれない。4
主人公「ダニエル」が一冊の本を手に入れたことから物語が始まります。
その本の作者「フリアン」の謎と過去が徐々に明らかになっていきます。

この本は、ミステリー、サスペンス、恋愛等色々な要素が入っており、様々な人生が描かれています。

上巻のテンポが遅すぎて冗長な感は否めませんが、一気に色々な謎が解けていく下巻はテンポ良く読み進めていけますし、丁寧な描写も相まって全体を通して評価すれば優れた作品と言えるでしょう。
上巻は、色で例えるとセピア色で、下巻の後半からカラーになるという感じですかね。

舞台はスペインの内戦後の時代ですが、ある程度この時代の文化的背景が分っている、良く理解しながら読み進める事が出来ると思います。
そういう意味では、訳者のあとがきを先に読んでから、本編を読み始めるのも一興かと思います。