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抄訳版 失われた時を求めて〈1〉 (集英社文庫)

抄訳版 失われた時を求めて〈1〉 (集英社文庫)
By マルセル プルースト

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  • 発売日: 2002-12
  • 版型: 文庫
  • 511 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
第一篇『スワン家の方へ』、第二篇『花咲く乙女たちのかげに』より。一杯の紅茶とマドレーヌから、コンブレーの全記憶が飛び出してきた。巨大な作品の重要なシーンを抄訳し、粗筋でつないだ待望の書。

内容(「BOOK」データベースより)
ふと甦るコンブレーの記憶。そこで過ごした少年時代を貫く二つの散歩道、スワン家の方とゲルマントの方。それは物語の重要なテーマを暗示する二つの方角である。隣人スワンが経験した苦しい恋と語り手がスワンの娘ジルベルトに寄せた少年の日の恋物語。やがて保養地バルベックを訪れた語り手は美少女たちのグループと知合い、なかの一人、アルベルチーヌへと心が傾いてゆく。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
プルースト,マルセル
1871‐1922。パリ近郊のオートゥイユに生まれる。早くから文学に志し、未完の大作『失われた時を求めて』を死ぬまで書きつぐ。全七篇の中の第五篇以後は、遺稿に基づく死後出版。一見華やかな社交界に見られる哀歓と虚栄を通して、世紀末の社会の変遷を描きながら、愛と芸術を求める自分自身の姿を小説化し、二十世紀文学に決定的な影響を与えた

鈴木 道彦
1929年東京生まれ。東京大学文学部仏文学科卒。独協大学名誉教授。個人全訳『失われた時を求めて』(全13巻)で読売文学賞・日本翻訳文化賞を受賞。またプルースト研究者としてだけでなく、サルトル、ニザン、ファノンらの研究・紹介・翻訳でも知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

美しいオペラのアリア集5
訳者がこの本のはじめに「ひまな一時間の読書に耐えられるように」構成したと説明してあったのが、非常に印象的でした。家事の合間に、仕事に疲れた時、この美しい本を開いて、日常とは別の美しい音楽のような世界に身を浸す。丁度、オペラのアリア集のようなダイジェスト版でありながら、前後の成り行きや説明に不足なく、全体の構図が明確に示されており、次に是非全訳を読んでみたくなる。そんな入門書です。

表紙も美しく艶やかでプルーストのイメージを大切にしていると思いました。訳者の原作への愛情が強く感じられます。