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決定版 2039年の真実 (集英社文庫)

決定版 2039年の真実 (集英社文庫)
By 落合 信彦

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  • 発売日: 1999-05
  • 版型: 文庫
  • 444 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
米国の若き大統領ケネディが暗殺されたダラスの悲劇!事件の全資料が公開される二〇三九年を前に、独自の綿密な調査で事件の真相に迫った衝撃のドキュメント。新資料、新証言を得て遂に完全解明。

内容(「BOOK」データベースより)
2039年。ケネディ大統領暗殺に関する全資料の封印が解かれる年である。オズワルドの単独犯行と断定するウォレン委員会の報告書に疑問を覚えた著者は、何度も現場を訪れ調査に調査を重ね、いったい誰が何の目的で彼を殺ったのかを追い求めていく。そして次第に浮かんできたのは軍産複合体の巨大な影だった…。ダラスの惨劇の真相が今、新証言と新資料を得て、ついに完全解明される。

内容(「MARC」データベースより)
1963年、ダラスの悲劇。現職大統領暗殺事件の真相を、大胆な推理と綿密な現地取材をもとに暴いたノンフィクション。新証言、新資料を追加、巨大な陰謀を明らかにした決定版。*


カスタマーレビュー

最初の衝撃は大きかったけれど、、、3
予備知識なしに、本書を25年前に初めて読んだ時は、それはそれは大きな衝撃だった。文句なしの5星だった。JFK暗殺に完全にはまってしまった。ダラスにも二回足を運び、サンフランシスコ市立図書館では、本書の主たる種本になっているウォーレン委員会報告書(たしか資料編を含めて27-28巻)の本書が引用している箇所を全て原本にあたってみた。すると、英語の原文から相当飛躍したり異なる内容の日本語に意訳されたり、書いてないことが付け加えられて本書に収録されているのが判明した。例えば、原文には「20分前」となっているのに、本書では「2時間半前」と、全く異なることが本書では書いてあるような箇所が複数ある。またほとんどの引用ページが異なっている。本書にいったいどこまで信頼性と客観性があるのか疑問を感じ始めたのはそれからだ。

本書に興奮した私は、何人ものアメリカ人の友人に本書の内容を話したが、誰も乗ってこない。「また、その手の話か」程度の反応である。それでアメリカで何百冊と出版されているJFK暗殺物の数冊を読んでみた。各々がウォーレン委員会報告書を種本にしており、それぞれ独自の視点、分析を加えて本書と似たり寄ったりの類推がされている。どうりでこの種の話は珍しくないのだ。マフィアのボスの娘の思い出話でほぼ本書の内容に近い本もある。ニクソン大統領が自分がJFK暗殺に関った証拠がウォーターゲートビル民主党事務所に隠されていると思って、ウォーターゲート事件を起こしたとの類推は、私が知る限り本書だけのものである。

近年、CBS放送等の調査、実験で以前不可思議に思われていた点(例えば、JFKの脳みそが射撃された方向に吹っ飛び、体が玉が飛んできた方向に倒れた点、弾丸は体内に入ると直進せず、進路が回りくねること)が実際に起こりうることが次々に明らかになり、オズワルド単独犯説が最近は力をつけているように思える。
(最も、なぜあれだけの証人が次々と亡くなったかの疑問は残ったままだが)
ただし本書がきっかけで随分とその後、勉強させてもらった。その意味では感謝している。

こ・・・これは・・・・・2
落合信彦批判の本がいくつか出版されているが、当然そこで指摘されているように、
本書はアメリカを中心とした多種多様の資料やいわゆる『陰謀本』の寄せ集めになっている。
しかも辻褄があっていない部分もチラホラ(もともとの資料に間違いがあったり…)。
まあ、しつこい批判はここまで!2039年までゆっくり待つか(  ̄ー ̄)ニヤリ

アメリカの暗部が鋭くえぐられ、ケネディ大統領の偉大さが浮き彫りになる4
ジョン・F・ケネディ大統領暗殺の謎を追うことは、そのままアメリカの暗部(軍産複合体とそれに絡むCIA、FBI、地下犯罪組織)をえぐり出すことに他ならないことが、本書を読めば理解できます。同時に、ケネディ大統領が20世紀のアメリカの大統領の中で、最も智恵と勇気と正義を兼ね備えた希有な大統領であったことも理解できます。私は本書を読んで、何故、ケネディ大統領が偉大であったのかを真の意味で初めて理解しました。後にも先にも、ケネディ大統領のみがアメリカ国民だけではなく全世界の平和・安心・立命を求めて、アメリカの暗部に正面切って闘いを挑んだのです。今、彼の様な偉大な大統領がアメリカに生まれれば、この世界はもっと平和になることは確かです。しかし、残念ながらその可能性は低いでしょう。