あくむ (集英社文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #237349 / 本
- 発売日: 1996-08
- 版型: 文庫
- 276 ページ
エディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
盗聴、その秘密の趣味にのめりこんだ時から、僕の生活は変わった。(「ホワイトノイズ」)ここは病院らしい。両眼を包帯で巻かれた私に誰かが近づいてくる。(「ブラックライト」)高校生のころ私は、人々と自分が違う「種」であることを知った。(「ブルーブラッド」)夢なのか、現実なのか、すべてがあいまいなまま“恐怖”という感覚に集約されてゆく。覚めやらぬ“あくむ”そのままの5つのホラーストーリー。
カスタマーレビュー
タモリの語りが聞こえてきそう・・・
ドラマ“世にも奇妙な物語”が好きな人は多いと思うけど、あのシリーズは駄作も少なくない。その点、この短編集「あくむ」はハズレなし。何気ない日常の一コマから、予想もつかない恐怖が展開する怖さと面白さ。難しいことは抜きにして、とにかく楽しんでほしい一冊。
この作家のもう一つの資質を示す佳作
個人的にはこの作者の最良の作品は理系志向のモチーフでつづられる長編の数々だと思っています。ただ、そういう作品群の中にも理屈を突き抜けて現実に穴を開ける「妄想」の要素が常に存在するのですが、この短編集は、その「妄想」の部分を凝縮して結晶化させたような存在です。
内容は「ホワイトノイズ」「ブラックライト」「ブルーブラッド」「ゴールデンケージ」「インビジブルドリーム」の5編。個別のタイトルは、それほど作品のイメージを体現しているとは思いませんが、個人的に切なくて惹かれた「ブラックライト」、カフカ的な恐怖を感じさせた「インビジブルドリーム」など、捨てがたい味わいがあります。





