MOMENT (集英社文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #33534 / 本
- 発売日: 2005-09-16
- 版型: 文庫
- 330 ページ
エディターレビュー
内容紹介
死にゆくあなたのために、僕ができること。
病院でバイトをする「僕」は末期患者の願いを叶えることを始める。「初恋の人に会いたい」「いっそ殺してくれ」 そこに込められた深い悲しみに、心は揺さぶられていく。深くて切ない青春小説。
※この商品には複数の表紙デザインが存在しております。
内容(「BOOK」データベースより)
死ぬ前にひとつ願いが叶うとしたら…。病院でバイトをする大学生の「僕」。ある末期患者の願いを叶えた事から、彼の元には患者たちの最後の願いが寄せられるようになる。恋心、家族への愛、死に対する恐怖、そして癒えることのない深い悲しみ。願いに込められた命の真実に彼の心は揺れ動く。ひとは人生の終わりに誰を想い、何を願うのか。そこにある小さいけれど確かな希望―。静かに胸を打つ物語。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
本多 孝好
1971年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。1994年、「眠りの海」で第十六回小説推理新人賞を受賞し、作家デビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
あなたの最後の願いは何ですか?
本書が私にとって初めての本多さんの著書でした。
帯書きに惹かれて購入。
四話のショートストーリーで構成されているのも、
あきっぽい私には重要です。
あまり感情的でない、シンプルでテンポのよい文章。
何より会話文の、主人公の小気味よい切り返しが最高です。
一日で一気に読破。
病院でバイトをする傍ら、
死を目前にした患者の最後の願いを叶えていく「僕」。
『FIREFLY』が私の一番のお気に入り。
病院の電話から、留守電にメッセージを残し続ける女性。
意外な結末に、彼女の心情を思うとせつなさが沁みてきました。
「人間の本質」
テーマは重いのに、重さを感じさせない。
しかし、自分の中に残るものがあります。
そして、知らず知らずのうちに自分に問いかけているのです。
「あなたの最後の願いは何ですか?」
美談ではないです。
本屋で何気なく目にとまって手に取り、あらすじを読んでみて、興味を持ちました。
「死を目前にした人の願いを叶える」美談かと思って読み始めたら、良い意味で期待を裏切られました。ただの美談だったらつまらなかったと思います。
人間の醜さ・哀しさが描かれていて、しかし淡々としていて暗くなりすぎず。
主人公と幼なじみの関係・やりとりが何だか素敵です。
私は本多さんの小説を初めて読みましたが、文章がまわりくどくなくてよいですね。
うう〜ん 読んだ中では一番の駄作か
「I LOVE YOU」の短編がえらく気に入って何作か読みましたが
この人、基本的に長編には向いてないんでしょうね。
「正義のミカタ」でもそう思いましたが、目論みはいいとこ突いているのに
長丁場になると息が続かないというか、終わり駆け足になるというか.....
ムードで読ませるという書き方は、それなりに評価できることですが
(ツルツル読める文体というのは決して悪くはない)
それはあくまで徹底して>読ませ切ることが前提で
今回の作品、ラストは特にかなりいただけませんでした。
「MOMENT」の章は読ませ切るどころか終わり切れてなくて
とても見苦しいラストに持ち込んでしまっています。
主人公の幼馴染である葬儀屋の女性キャラも魅力に乏しく
まして おおよそ無頓着であったはずのこの彼女に
土壇場にきて好意を自覚するというくだりは
あまりといえばあまりでお手軽というしかない。
だだでさえ後味の悪い作品をさらに陳腐にしています。





