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風転〈下〉 (集英社文庫)

風転〈下〉 (集英社文庫)
By 花村 萬月

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  • 発売日: 2003-11
  • 版型: 文庫
  • 404 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
北海道に潜伏していたヒカルと鉄男は南をめざして旅を再開する。一方、謎の男が、夏美や真莉子、萌子の前に現れ、次々と悲劇が起きる。魂の救済はあるのか? 堂々の大団円。(解説・永江 朗)

内容(「BOOK」データベースより)
北海道の奥深く潜伏していたヒカルと鉄男は、冬の到来を前に、南に向けて旅を再開する。一方、夏美や真莉子、萌子の前に謎の男が現れ、次々と不吉な事件が起きはじめる。そして、鉄男とヒカルを追う影が。南の果てをめざし、二台のオートバイは走り続ける―。さまよう孤独な魂たちに救済はあるのか?旅路の終りに待つものは何か?花村文学の至高の到達点を示す傑作長編ついに完結。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
花村 萬月
55年東京生まれ。89年「ゴッド・ブレイス物語」で第2回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。98年「皆月」で第19回吉川英治文学新人賞、「ゲルマニウムの夜」で第119回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

ヒカルの成長の果ては4
 ヒカルと鉄男のバイクの逃走劇は、終わりを予感させる。得体の知れない周囲からの包囲は切迫感を醸しだしている。ヒカルの成長と二人の友情の物語と捉えれば、悲劇と言い切れないかもしれない。それぞれの登場人物が違った場面を同時に展開しているが、正直なところ濃厚な恋愛場面は、満腹になってしまう。見知らぬ二人が、いとも簡単に肉体関係になってしまうあたりは、少し白けてしまう。ライディングシーンを期待するものとしては、その他は割り切って飛ばして読んでしまった。