私のギリシャ神話 (集英社文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #29476 / 本
- 発売日: 2002-12
- 版型: 文庫
- 279 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
ヘラクレスやアプロディテなどお馴じみの神々のエピソードを足がかりに、広大なギリシャ神話の世界にアプローチ。名画や彫刻のカラー図版満載、面白くて美しい驚異的入門エッセイ。(解説・宮田毬栄)
内容(「BOOK」データベースより)
世界の至る所に浸透し、痕跡を残しているギリシャ神話。とくに西洋の文化や芸術を味わうとき、ギリシャ神話を知っていると、10倍は楽しい!数多くの神々や英雄が活躍する広大な神話の世界を、ゼウス、ヘラクレス、アプロディテ(ヴィーナス)など、馴染み深い神々のエピソードを中心に、巧みに水先案内。満載の“挿し絵”は、世界の名画!エッセイとアートで楽しむ、おもいきり贅沢なカラー文庫。
内容(「MARC」データベースより)
ゼウス、アプロディテ、オリオンなど、人間くさくドラマティックなギリシャ神話の主人公18人の姿を軽妙なタッチで綴る。『NHK人間講座』のテキストをもとに、大幅に加筆したもの。
カスタマーレビュー
「ギリシャ神話」ツアーに出かけてみませんか
著者が、ギリシャ神話のどの辺に面白味を感じているのかということと、ギリシャ神話がとても好きなんだなあということが伝わってきた一冊。
「ギリシャ神話って面白いなあ。ちっとも古くさくないんだね」と、すごい昔の物語なのに現代に通じる英知のようなものを感じて、それがとても新鮮でした。
また、絵画や彫刻のカラー図版が多数、掲載されています。ゴージャスな雰囲気がありましたし、その華麗さが本書のアクセントになっていたように思います。
「こうだったらもっとよかったのでは・・・」と注文をつけたくなったのは、次の二点。
まず、本書10〜11頁にかけて掲載されていたギリシャ地図が見づらかったこと。見開き頁にまたがる部分の地図を左側にずらすなどして、読み手が見やすい配慮をしていただきたかった。
もう一点は、第二章「ゼウス」の中に掲載されていた「オリンポス十二神」の表と、巻末の「ギリシャ神話関連略系図」を、前述したギリシャ地図の頁近くにまとめて掲載して欲しかったこと。本文を読んでいて何度も眺めたのがこの三つの図表だったので、最初のほうにまとめて掲載されていると有難かったなと。
本書でピックアップされたギリシャ神話の神々(もしくは、人間)は、以下のとおり。
「プロメテウス」「ゼウス」「アルクメネ」「ヘラクレス」「アプロディテ」「ヘレネ」「ハデス」「アポロン」「ペルセウス」「アリアドネ」「メディア」「オイディプス」「イピゲネイア」「シシュポス」「ミダス」「ピュグマリオン」「ナルキッソス」「オリオン」
どっかで聞いたことが・・・・。
カオス、クロノス、ゼウス、アプロディーナ、、アレス、アポロン、バッカス、ヘラクレス、ペルセウス、ミノタウロス、イカロス、オリオン、ナスキッソス・・・・・・・・
皆どこかで聞いたことがあるようなないような。本書を読めば、きっと謎が解ける。さらに、理解しやすく、何より面白い。筆者の文体や推測が相乗的に効果して、より洗練された作品となっている。
太古の昔のギリシャ人の世界、宇宙に対す感覚が、現代でも(半永久的に)通じ得て、非常に鋭敏で斬新的であると言うことが論理的にではなく、哲学的に理解できる。さらに、ギリシャ神話をモチーフにした名匠の作品も掲載されていて、その優美さに心をたびたび奪われる。
本当に読みやすいので、ぜひお勧めしたい。
ギリシャ神話を知って、旅に出よう!・・・旅したい!
本書、1999年4月から6月に放映された
NHK教育テレビの『人間講座<私のギリシャ神話>』のテキストに
加筆されたもの。
ふんだんに挿入されるギリシャ神話を題材にした絵画が、
とっても良い!
この絵を眺めるだけでも、充分に価値あり、です。
機会があれば、この本を持参して、美術館巡りをしてみたいな、
と思っています。
この講義にあたっての阿刀田さんのコメント。
「・・この本の目的は次の2つに要約できるだろう。
一つは欧米文化の淵源を知ることだ。
ギリシャを知ることは欧米を知ることに通ずる。
21世紀はますます国際化していくだろう。肌色の異なる朋友たちの思考と知識の一端を
根本からながめてみることも無駄ではあるまい。
私たちの内なるギリシャ的なものをも、ときには見出すことがあるだろう。
もう一つは・・古代ギリシャの文明は、それ自体優れている。
現在でも生ものとして新鮮な価値を含んでいる。
古代ギリシャ哲学は、たとえばソクラテス一人を採ってみても
現代的な価値を失っていない。文学や芸術もまたしかり。
こうした文化は当然のことながら民族の神話と密接な関係を持っている。
ギリシャ神話の知識なしでは理解できない部分も大きいし、
加えてギリシャ神話は文学としてそれ自体ユニークな価値を持ち続けている。
この点は、とりわけこの本で触れたいポイントである。」





