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大奥追放―異聞吉宗と絵島 (集英社文庫)

大奥追放―異聞吉宗と絵島 (集英社文庫)
By 童門 冬二

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  • 発売日: 2001-08
  • 版型: 文庫
  • 318 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
世に名高い、「絵島生島事件」。密通事件とされたその真相を、大奥をも巻き込んだ幕府の二大勢力抗争を軸に、鮮やかに解明する。組織と人間の姿が浮き彫りになる新・時代小説。(解説・白石顕二)

内容(「BOOK」データベースより)
正徳四年、奥年寄・絵島と役者・生島新五郎の密通が発覚。だがその裏には、権力抗争に明け暮れる徳川幕府というオトコ社会の思惑が潜んでいた。信濃・高遠に幽閉された絵島は、七代将軍家継から八代将軍吉宗へと移り変わる時代のなか、大奥の歴史に思いを馳せる。そこには、オトコ社会に戦いを挑んだ、たくましき女性たちの足跡が、刻まれているのだった。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
童門 冬二
1927年10月東京生。44年海軍土浦航空隊に入隊するが翌年終戦。戦後は東京都庁に勤務。知事秘書、政策室長などを歴任。退庁後は歴史小説やエッセイを執筆。組織と人間をテーマに講演活動も積極的に行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

江島・生島4
 かつて読んだ舟橋聖一の『繪島生島』とは、また一味異なる観点から記された江嶋疑獄事件。大奥年寄・絵島と役者・生島新五郎の「密通が発覚」したが、その背後には、権力抗争に明け暮れる徳川幕府という男性社会の思惑が潜んでいた。「信濃・高遠に幽閉された絵島は、七代将軍家継から八代将軍吉宗へと移り変わる時代のなか、大奥の歴史に思いを馳せる。そこには、オトコ社会に戦いを挑んだ、たくましき女性たちの足跡が、刻まれているのだった」とキャツチ・フレーズにもある通り、大奥の女人勢力を削ぐための一大疑獄事件として著者は冷徹な筆致で徳川中期の非情な世界を描いている。