焚火の終わり〈上〉 (集英社文庫)
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商品の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #31554 / 本
- 発売日: 2000-11
- 版型: 文庫
- 305 ページ
エディターレビュー
出版社/著者からの内容紹介
茂樹34歳、美花27歳。係累をなくした異母兄妹は、寄る辺なき心を慰めあい、互いへの情愛を受け止めあうことにより、強く深く求めあう。タブーを超えた激しく純粋な愛を描く長篇。 (解説・池内 紀)
内容(「BOOK」データベースより)
島根県の岬の町に住む美花は、茂樹の異母妹である。幼い頃、岬の家に行くのが茂樹は好きだった。いつも二人は焚火を楽しんだ。父が死に、母も他界した後、茂樹は母のノートから「許すという刑罰」との謎のメモを発見する。一方、美花の家には異様な写真が一枚残されていた。「美花は本当に自分の妹だろうか」出生の秘密を探るうち、さらに強まる二人の絆。それは恐ろしいほどの疼きとなった。
内容(「MARC」データベースより)
茂樹の母が遺したノートに綴られた謎の言葉と差出人不明の葉書。島根の岬の町で育てられた異母妹・美花の家にある一枚の異様な写真。美花の出生をめぐってめばえるいくつもの奇妙な謎と秘密。
カスタマーレビュー
質の高いミステリーとして読んでしまった上巻
大阪で育ち、現在も大阪に住む34才の町田茂樹。島根で育ち、現在は京都に住む27才の須川美花。二人は異母兄妹だと思っていたのだが…。唯一の肉親であった美花の祖母が亡くなって、二人は真実を探りはじめる。他界した茂樹の母が書き残した「許すという刑罰」と言う謎の言葉や、赤ん坊の美花を抱く顔の部分だけがくりぬかれた男の写真など、魅力的なアイテムの登場で、作品の中にぐいぐいと引き込まれていく。そして、質の高いミステリーとして上巻を読み終える。
(下巻のレビューに続く)
運命というものを信じようと思いました
ふたりを近親相姦という低俗な言葉で簡単に片付けてしまうことに抵抗を覚えるほど純粋なラブストーリーだと思いました。
手探りで自分たちの運命を紐解いてゆくのを、それがパンドラの箱となって後で苦しむのでは…と常に固唾をのんで読み進めました。
ふたりは誰にも迷惑かける訳でないと自分に言い聞かせるように、運命を受け入れていきます。その過程が自分にダブり痛いほど愛しく思えました。
私も「自分」という存在を受け入れ、運命を信じて生きていこうと決意しました。
「運命」を信じようと思いました
近親相姦などと俗な言葉で片付けてしまうことに抵抗を覚えてしまうほど純粋なラブストーリーです。
道徳や法に反しても誰にも迷惑を掛けているわけでない、と自らの運命を受け入れる二人の姿を痛いほど愛しいと感じました。
読み終えたとき自分も自分の運命を受け止めて生きていこうと決意することができました。





