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快楽の伏流―鑑定医シャルル (集英社文庫)

快楽の伏流―鑑定医シャルル (集英社文庫)
By 藤本 ひとみ

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  • 発売日: 2000-09
  • 版型: 文庫
  • 294 ページ

エディターレビュー

出版社/著者からの内容紹介
フランスの地方都市、夫がアメリカから孤児を引き取ったことから、法律家の一家の崩壊が始まる。弁護士の妻はシャルルの助言で恐るべき真相に迫る。サイコ・ミステリー、シリーズ第3作。(対談・佐木隆三)

内容(「BOOK」データベースより)
フランスの地方都市に住むタルモン一家。司法官である妻、夫は弁護士、厳格な妻の母と従順な息子と暮らしていたが、夫がアメリカから孤児を引き取ったことから、一家の崩壊が始まる。同時期に老婆ばかりを狙った残虐な連続殺人事件が起き、その事件を担当する妻はシャルルの助言を得て、その恐るべき真相に迫る。迫真のサイコ・ミステリー、シリーズ第3弾。

内容(「MARC」データベースより)
連続異常殺人の陰にひそむ欲望の伏流。奇妙な微笑の少年がもたらすロワールの惨劇。この家で何があったか、誰も知らない。異常犯罪の心理に迫る鑑定医シリーズ。フランスの快楽殺人の謎。


カスタマーレビュー

深い・・・4
藤本ひとみさんの著書にはほとんど目を通しているのですが、彼女はとても多彩です。コバルト文庫で小・中・高生向けのお話を書いていたと思ったら、今度はフランス革命などを題材にした大人向けのハードカバー本を書いたり。

この、「快楽の伏流」の主人公シャルルは、コバルト文庫の「マリナシリーズ」に出ています。鑑定医シリーズでは、そのシャルルが少年から青年になってからを描いています。「マリナシリーズ」で読んだシャルルになれていると、彼がとても大人になっていて、また話の雰囲気も全く違うので最初戸惑います。

「快楽の伏流」では、快楽殺人をめぐって、シャルルが名探偵振りを発揮します。周りの人物の心理描写・性格等が細かく描かれいて、最初から最後までドキドキしっぱなしです。
話の内容は、猟奇的で少し際どい描写もありますが、異常犯罪をめぐってシャルルが活躍する様子は、見ものです。

久しぶりに買ってみました4
コバルト文庫の漫画家マリナシリーズの天才美少年貴族のシャルルを主人公とした鑑定医シリーズです。大分、時間が経っているのでこれが鑑定医シリーズ3作品ラストみたいですが1作と2作は読んでたのですがひとみ先生の劣化版みたいな作品を他で読んでしまいお口直し(笑)に久しぶりに読みたくなって買ってしまいました。このシリーズの特徴としてまず犯人らしく描かれている輩は得てして犯人ではないので意外性に楽しめます。シャルルは昔に比べて随分、大人になり高名な医学博士の高説中にバカらしくなり席を立ったりはしますが昔みたく破天荒といえる程の行動はしません。冴えた推理で気持ち良く犯人を追い詰めます。確かに少々、きわどい描写もでているし人間心理も上手いのですが毎回、毎回主人公のヒロイン(今回はかなり年上の弁護士)をシャルルが口説くのに違和感を感じます。シャルルってこんな軟派なキャラじゃないし必要ない設定では?ただシリーズ化して難事件解決は普通に面白いのでまだまだ書いて欲しかったけど無理でしょうね('A`;)