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雷神の筒 (集英社文庫)

雷神の筒 (集英社文庫)
By 山本 兼一

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  • Amazon.co.jp ランキング: #44489 / 本
  • 発売日: 2009-03
  • 版型: 文庫
  • 444 ページ

エディターレビュー

内容(「BOOK」データベースより)
織田信長はなぜ覇者になれたのか。若き日の信長に鉄炮を指南し、最強の鉄炮衆を創り上げた男の存在抜きには語れない。橋元一巴。初めは民を守るために鉄炮の改良と応用に打ち込んだ。塩硝のルートを求めて種子島に飛び、好敵手・雑賀孫市と出会う。主君が覇道を邁進する一方、悩みを深めた。疎まれつつも仕え続けた一巴の生涯を通じ、信長の天下布武への道を鮮やかに描いた斬新な長篇戦国絵巻。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
山本 兼一
1956年京都市生まれ。同志社大学文学部美学専攻卒業後、出版社勤務を経てフリーライターとして活躍。99年「弾正の鷹」で小説NON短編時代小説賞、04年『火天の城』で第11回松本清張賞、09年『利休にたずねよ』で第140回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

戦を変えた男5
1543年の鉄砲伝来によって日本の戦は大きく変わりました。それまではお互いに名乗りながら一対一で戦うのが一つの型となっていたのが遠方から殺傷能力を持つ鉄砲の出現は戦い方を180度変えるものでした。その鉄砲の機能を早くから知り、効率的に使ったのが信長ですが、その信長の鉄砲の師匠と言われる人物が本書の主人公「橋本一巴」です。後書きにもあるように、秀吉の命令で大田牛一が信長について記した「信長公記」にも橋本一巴の名前は信長の鉄砲の師匠であったとの記述くらいしかない人物ですが、作者はこの人物を歴史の表舞台に立たせ、日本の戦を変えた男に仕立て上げています。名もない人物のこだわりの結果が歴史を大きく変えることがある。だから歴史は面白くまた、参考になることが多いのだと感じることができる本でした。