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水滸伝 17 朱雀の章 (集英社文庫 き 3-60)

水滸伝 17 朱雀の章 (集英社文庫 き 3-60)
By 北方 謙三

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  • 発売日: 2008-02-20
  • 版型: 文庫
  • 397 ページ

エディターレビュー

内容紹介
「兵は、数えたくないほど死んだ。張清。いま、ここで泣いてもよいか」
童貫元帥、梁山泊を蹂躙する。

童貫とほう美が、怒濤の猛攻を開始した。董平率いる双頭山が総力を挙げて迎え撃つが、次々と同志は討たれていく。更なる禁軍の進攻を止めるため、侯健は偽の講和案を進めていた。巧みに高きゅうを信じさせるが、そこには思わぬ落とし穴が待ち受けている。一方、致死軍と高廉の軍の決戦が間近に迫っていた。闇の中で、両者は息を潜め、刃を交える時を待っている。北方水滸、悲泣の十七巻。

内容(「BOOK」データベースより)
童貫と〓美(ほうび)が、怒涛の猛攻を開始した。董平率いる双頭山が総力を挙げて迎え撃つが、次々と同志は討たれていく。更なる禁軍の進攻を止めるため、侯健は偽の講話案を進めていた。巧みに高〓(こうきゅう)を信じさせるが、そこには思わぬ落とし穴が待ち受けている。一方、致死軍と高廉の軍の決戦が間近に迫っていた。闇の中で、両者は息を潜め、刃を交える時を待っている。北方水滸、悲泣の十七巻。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
北方 謙三
1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞長編部門を、91年『破軍の星』で柴田錬三郎賞を受賞する。また、2004年『楊家将』で吉川英治文学賞、06年『水滸伝』(全19巻)で司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

双頭山壊滅しかし高廉の軍を殲滅5
前回の官軍20万の総攻撃時に首の皮一枚で生き残った双頭山が陥落。
梁山泊軍の破滅が始まるかと思いきや、公孫勝ひきいる致死軍が青蓮寺の闇の軍である高廉の軍をついにせん滅。
結末はわかっていても梁山泊軍をとにかく応援してしまいます。

敵将、童貫の圧倒的な力4
 北方水滸伝、文庫版最新刊です。17巻です。
 前巻から始まった、禁軍総帥童貫との戦いがいよいよ激化する本巻では、今迄以上に激しい戦闘で梁山泊の英雄達の多くが命を落とします。代表的なところでも、関勝を筆頭に大量に死んでいきます。そして、それだけの犠牲を出しても、幾度もの激戦を乗り越えて来た双頭山が瞬く間に落ち、二竜山も篭城状態に追い込まれてしまいます。時を稼ぐべく、高球をうまく操って帝との休戦も時間切れ、再び始まった戦でも防戦一方です。
 それだけ、今回から本格的な梁山泊攻めを開始した童貫の軍が精強を極めていたということなんですが、これが本当に強い。梁山泊の英雄たちの命を盾にして、それでもただ侵攻を遅らせるくらいしか出来ないくらいに桁違いに強いのです。ので、次巻からいよいよ童貫が全軍を挙げて梁山泊を攻めてくる戦いがどのように展開するか、今から手に汗握る感じです。史進でも、林沖でも、呼延灼でも止められない童貫とどう戦うのか、非常に楽しみです。宋の軍の最後にして最強の敵である彼との勝負がどうなるかで全ての歴史が決まるのですから、どちらの軍も総力戦です。
 さて。それはそれとして、この巻では物語開幕以来ずっと物語を人を引き入れていくという形でひっぱってきた魯智深改め魯達が最後の時を迎えます。王進のいる子午山で楊令と最後のときを迎えるシーンは、この「水滸伝」のある意味一番印象的なシーンになりそうです。

楊令が成長5
いよいよ北方謙三の水滸伝も終盤。ここのところ忙しくて本も読めず、すでに18巻も文庫化されたのを知り、慌てて読んだ。

遂に魯達も死んだ。花和尚と呼ばれ、私が一番好きな人物だったのだが、残念。代わりにあの青面獣といわれた楊志の息子、楊令が成長し、気になる男になった。