在日一世の記憶 (集英社新書)
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商品の詳細
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- 発売日: 2008-10-17
- 版型: 新書
- 781 ページ
エディターレビュー
内容紹介
「戦後/解放後」を生き抜いた在日一世52人の魂の証言集
「在日」の存在を根拠づける物語 小熊英二
彼らの証言には言葉の命が宿っている 姜尚中朝鮮半島に生を受けながらも日本の植民地政策に起因して渡日し、そのまま残留せざるを得なくなった人々、およびその子孫──在日。二〇〇三年秋、かれら第一世代の体験談を記録するプロジェクトが始まった。それから五年。民族団体の活動家、文学者、ハングルソフトの開発者、サハリンからの引き揚げ者、被爆者、歴史学者、音楽家、画家、海女、焼肉屋、教会関係者等々、本書に収められた有名無名の五二人の人生は、既存の「戦後/解放後」史のフレームにはまらない、圧倒的な独自性を有している。東アジアの狭間の時空を力強く生き抜いた魂の証言集。
内容(「BOOK」データベースより)
朝鮮半島に生を受けながらも日本の植民地政策に起因して渡日し、そのまま残留せざるを得なくなった人々、およびその子孫―在日。二〇〇三年秋、かれら第一世代の体験談を記録するプロジェクトが始まった。それから五年。民族団体の活動家、文学者、ハングルソフトの開発者、サハリンからの引き揚げ者、被爆者、歴史学者、音楽家、画家、海女、焼肉屋、教会関係者等々、本書に収められた有名無名の五二人の人生は、既存の「戦後/解放後」史のフレームには嵌らない、圧倒的な独自性を有している。東アジアの狭間の時空を力強く生き抜いた魂の証言集。
著者について
小熊 英二(おぐま えいじ)
一九六二年生まれ。慶応大学教授。『単一民族神話の起源』でサントリー学芸賞、 『〈民主〉と〈愛国〉』で日本社会学会奨励賞、毎日出版文化賞、大佛次郎論壇賞。
姜尚中(かんさんじゅん) 編
一九五〇年生まれ。東京大学大学院教授。著書に『マックス・ウェーバーと近代』『オリエンタリズムの彼方へ』『ナショナリズム』『日朝関係の克服』『在日』『悩む力』他。
カスタマーレビュー
普通の新書2倍以上
量・質ともに新書の粋を超えている。
本書に所収されている証言にはとても貴重と思えるものが少なくない。
断片的とはいえ、在日の実態に迫りえた好著といえるだろう。
貴重な史料となる一冊
まだざっと読んだだけですが、強制連行などではなく、貧しさで渡日した人がほとんどという事実は重大です。変なイデオロギーのない、むしろ親在日の調査者によるというのも、史料の信憑性を高めます。
植民地政策で「朝鮮統治では、なかには良いこともした」はずが、貧しさから逃れようと庶民階級は密航してきたことや、花岡事件のような言い訳できない強制連行(正確には、言葉巧みに雇ってきた朝鮮系日本人を、差別的に扱ったもので、狭義の強制連行とは違うかも)もあり、それについては検証と、必要なら民間レベルでの補償も要しますけど、ご先祖は強制連行されたのだから侘びとして特権的扱いしろという、在日1.5世の論拠を崩しかねない一冊です。
こういう史料を集め、謝るべきことは謝って賠償的特権付与もやむをえない、でも、論拠のない言いがかりなら断固突っぱねる、そういう流れに良い意味で一石を投じる一冊です。
ぱっとしない集英社新書の、今のところ最高の成果。この調子で良書をどんどん発刊キボン>集英社さん
タイトル通りの好著
一世のオジィオバァはそろそろ80をこえて、よい意味で肩の力が抜けてきてますし、そろそろ、きちんと証言をとっておかないとお迎えがきます。
知らなかったのですが、総連と民団の対立を語るのは、タブーだったんですね。
こんな当たり前の事実でさえタブーを破るという恐怖から、人は抜け出せないモノ。
ある意味無敵になった、オジイオバアでなければ文章として残すことは、できなかったのかもね。
千円ちょいでよい本が読めました。




