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パール判決を問い直す「日本無罪論」の真相 (講談社現代新書)

パール判決を問い直す「日本無罪論」の真相 (講談社現代新書)
By 中島 岳志, 西部 邁

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  • 発売日: 2008-07-18
  • 版型: 新書
  • 206 ページ

エディターレビュー

内容紹介
東京裁判の多数派判決を真正面から論駁したインド代表パール判事。 彼は本当に「日本無罪」を主張したのか? 右も左も注目する論点を対論で検証、 自称保守派の訪哲学の乱れを正す。

内容(「BOOK」データベースより)
保守もリベラルも注目するパール論争への回答。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中島 岳志
1975年、大阪に生まれる。大阪外国語大学(ヒンディー語専攻)卒業。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。京都大学人文科学研究所研修員。日本学術振興会特別研究員。北海道大学公共政策大学院准教授。著書には『中村屋のボース インド独立運動と近代日本のアジア主義』(白水社・二〇〇五年大佛次郎論壇賞受賞)などがある

西部 邁
1939年、北海道に生まれる。東京大学大学院経済学研究科修士。書籍や雑誌にて旺盛な執筆活動を展開している。評論家。秀明大学学頭。著書には『経済倫理学序説』(中央公論社・一九八三年度吉野作造賞受賞)、『生まじめな戯れ』(筑摩書房・一九八四年サントリー学芸賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

やっぱりごまかしているだけ1
 本書に、小林よしのりや牛村圭へのきちんとした対応を期待するおめでたい人びともいるかもしれないが、そんなものはない。学問は、細部の積み重ねから成るものだが、西部と中島は、ひたすら細部をごまかし、誰がそうしているのか主語を欠いたまま「左翼は何々」といった朦朧体での批判を行い、自分らへの批判には答えず、パールの思想がどうの、それは保守派としていいのかどうか、といった雑駁な駄弁を弄しているだけである。

まさしく、自嘲“保守派”の二人…1
はっきり言って、失望というより絶望した。 何故なら、小林よしのりらによる『パール論争』における根本的な批判に全く本書が答えていないからだ。ただ単に「自称保守派」なる漠然とした対象に向けて、西部と中島が“お説教”という名の自己弁護に終止しているだけである。そもそも中島は、まがいなりにも学者ではないのか? そうならば、何故、小林らによる批判に真っ正面から「論文」という形式で受けて立たないのか?対談形式で、西部に援護してもらわなければ、持論も展開出来ないのか? この二人は「自嘲保守派」の形容が相応しいと、残念ながら言わざるを得ない。

結局まとはずれ1
判決書がパールの生い立ちと結びついているという暴論を展開。
「パル論争」への回答どころか、余計に「パル判決」観を歪めているとしか思えない。