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金正日の正体 (講談社現代新書)

金正日の正体 (講談社現代新書)
By 重村 智計

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  • 発売日: 2008-08-19
  • 版型: 新書
  • 237 ページ

エディターレビュー

内容紹介
金正日総書記の動きが最近は妙だ。 平壌は集団指導体制となり、金正日は死亡しているとのニュースも巷間飛び交っている。 「影武者」説も俄然信憑性を帯びる。 北朝鮮、最大の謎に迫る!

内容(「BOOK」データベースより)
「死亡説」は本当か?「影武者」はいるのか?「後継者問題」のゆくえは?北朝鮮最大の謎に迫る。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
重村 智計
1945年、中国に生まれる。早稲田大学卒業。1971年に毎日新聞社に入社、1979年から85年までソウル特派員として、北朝鮮一辺倒だった日本の朝鮮半島報道の流れを変える。1989年から94年のワシントン特派員時代には、米朝核交渉で数々の国際スクープを報じる。この間、高麗大学大学院、スタンフォード大学へ留学。帰国後毎日新聞論説委員を経て、早稲田大学国際教養学部教授。テレビのコメンテーターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

金正日はすでに死んでいる?!3
金正日の実像を分析し金王朝の今後を予測する本と思ったら裏切られる。
著者の30年来の北朝鮮報道を回顧し、現時点での取材活動の中間報告といった感じの本だ。
新書というよりSAPIOあたりに連載されるコラムのような読後感だ。
もっとも中身は面白い。小泉第1次訪朝は本物で第2次訪朝は影武者!サングラスのときは影武者?
金正日の状態について重大な異変を示す兆候あり、というのが著者の心証。
総連の妨害にもめげず、豊富な人脈を駆使して金正日の実態に迫る。
左翼思考でもない取材スタンスにも敬服する。
後半、著者の自慢話も披露されるがそれほど鼻につかない。
安部前首相が著者を、唯一信用できる専門家だと評していたのも頷ける。

世界中を駆け巡っている。。5
金書記の重病説が世界中を駆け巡る中で、
世界のニュースが、重村教授のこの本を取り上げて
死亡説についても言及していたので、読んでみました。

専門でない人間にはよくわからないかなと思いましたが、
わかりやすく、丁寧な文章で、
客観的で中立の立場からの書かれているので
衝撃的な内容を取り扱いながらも、現実感を感じました。

事実かどうかを判断する立場にいない人間にとっては、
そういう可能性も十分あるという、視点・考え方が
非常に面白かったです。

(内容が衝撃の内容なので、身の危険もあるのでしょうか)
むしろ、文章をよく読むと、客観的・中立でない視点から
見ると混乱をきたすような、ちょっとウィットにとんだ
展開であるような気がしました。

内容は「生情報」レベル3
匿名の「証言」がずらりと並んだ本書は生情報に過ぎず、金正日の真相を判断してくれるものではないが、判断する材料の一つは提供している。

自身は「日朝関係筋」「日韓関係筋」とネタ元をぼかす報道を「ほぼ工作機関などの出す偽情報」と批判しているが、「筋」と言う言い方こそしないが、本書もネタ元の所属が分からない情報が多すぎる。朝鮮動向を知るなら、著者は欠かせないウォッチャーの一人だが、生情報を提示しているだけなら「エージェント」に過ぎないだろう。本を書かない朝鮮学者を批判するが、「学者」「ジャーナリスト」であるなら、きちんと自身の分析を施した著作であるべきだろう。